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内部統制を業務に組込み、更に業務フローとシステムを統合するには、いくつかの方法がある。代表的なものとしてあげられるのが、ERPとワークフローツールだ。それぞれに特長があるが、日本コンピュウェアとしては、ワークフローツールの採用を提案している。その理由は、ERPにくらべ、業務フローの構築が容易で、コストが安く、業務の変化により柔軟に対応できるからだ。
通常、ERPを導入する場合、導入企業に応じたカスタマイズが必要なため、当然費用と時間がかかる。また、ERPを部分的に導入している場合、既存システムとの連携や、手作業を含むERP対象外の業務フローとの連動性もない。また、業務に変更が出た場合も、カスタマイズが前提となるため、迅速な対応が困難なケースが考えられる。内部統制の観点から見ると、これらの要因もリスクとなりうる。
一方、ワークフローツールは、手作業やシステム化された業務処理を含めた、一貫性のある業務フローを容易に構築することができる。業務プロセスにフォーカスしているため、業務フローの設計もGUIにより簡単に行える。これにより、手作業や複数のシステムを別々に利用した業務に対して、承認フローを追加し統制機能を組込むことができる。
また、一旦構築した業務や承認フローが効率的に運用できているかを確認するためのパフォーマンスデータや業務処理履歴もロギングされるため、例えば、業務改善を行う場合も業務フロー図を修正することで簡単に変更が行える。
システムとの連携も、APIによるシステム間のパラメター受渡し、バッチプログラムやアプリケーションの自動実行など、システムと業務プロセスの連動性を高めるための機能を提供しているため、統制活動と業務処理の効率化を図ることができる。
さらにツールとしてすでに、内部統制の実施に必須の業務フロー図、職務分離表を作成するためのデータをシステムで管理しているため、データを上手く流用することで、内部統制報告書のドキュメント作成の手間を削減できる。

この他にも、既存のシステムをそのまま活用できる点、システム単位ではなく、業務単位での導入が可能なため、効果を見ながら段階的に導入できる点なども、ワークフローツールのメリットである。
これらが、日本コンピュウェアがワークフローツールを提案する理由だ。 |