Success Story


株式会社テクノクラフト

すべての開発工程に『DevPartner Studio 』 を組み込み、開発品質の向上と人材育成に活用

株式会社テクノクラフトはワンタッチ辞書引き& 翻訳ソフト『ロボワード』を主力とした パッケージ製品の開発・販売と受託開発、インターネット通販を展開している。 同社は『ロボワード』やフリーウェアなどをVisual C++ で開発することが多いことから、 コンピュウェアの『DevPartner Studio 』の実行時エラー検出機能(BoundsChecker)をフルに活用。 ソフトウェアの品質向上を図るとともに、学生や若手エンジニアの人材育成にも取り入れることで 大きな成果を上げている。




  
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300万本出荷の辞書&翻訳ソフト『ロボワード』を中心に事業を展開

文章にマウスを合わせるだけで辞書引きと翻訳が可能になるワンタッチ辞書引き&翻訳ソフト 『ロボワード』を開発したテクノクラフト。
1992年にソフトウェアの受託開発を目的に設立された同社は、その後、自社製品の開発に乗り出し、 1996年には『ロボワード』を発売。現在まで世界中で300万本以上を出荷している。
2006年6月にリリースした最新バージョン『ロボワードV82ワンタッチ辞書300万語』では、10種類300万語の辞書を搭載、翻訳精度を高めるとともに、 英語、日本語、フランス語、ドイツ語に加えて、中国語と韓国語の読み上げ機能を サポートしている(パッケージ写真)。受託開発からスタートし、 自社製品の開発、オンライン通販と事業を拡大してきた同社は、 現在、「人、もの、縁」の3つを「つくること」を柱に事業を展開している。


第1に「人をつくる」面では、2001年に沖縄県の那覇市にビジネススク ールを開設した。現在、琉球大学など県内5大学と連携、学生がソフト ウェアのテスト作業や画面設計、製品パッケージのデザイン、Webサイト の企画・デザイン・運営業務などを行っている。これらはすべて各大学 のカリキュラムに組み込まれ、参加した学生には単位が与えられる。 当初、この取り組みは中小IT企業向けの人材育成が目的だったが、顧客企業からも高い評価を受けている。
さらに、文部科学省や経済産業省のプロジェクトに採択されるなど、大きな注目を浴びたこともあり、 現在、同社は開発部門をすべて那覇市に集約し、開発業務を行っている。

90年代から培ってきた高度な技術力を基盤にソフトウェアを開発

第2の「ものをつくる」では、『ロボワード』の開発などで蓄積した技術をもとに、有償ソフトだけでなく、 フリーウェアを開発・提供している。2005年10月には、パソコンで再生できる音であれば、 どんな音でもすべて取り込める音声録音編集ソフト「超驚録」をリリース、現在まで4万ダウンロードを記録。 また2006年4月には、文章にマウスカーソルを合わせるだけで瞬時に付箋にできるワンタッチ付箋ソフト 「メモ箋人」の提供を開始、ブログや雑誌での紹介もあり、6月には2週間で8,000件ダウンロードされ、 現在まで2万ダウンロードに達し人気を呼んでいる。

第3の「縁をつくる」では、生産者と消費者を結びつけるために、2006年7月から 「おっぱ乳業のおきなわンじぇらーと」を発売する。 同社が営業窓口となり、地方のこだわり商品をリアルとバーチャルで販売、 マーケティング活動を展開していく計画だ。 こうした幅広い活動を展開する同社だが、その基盤は、90年代から培ってきたWindowsのシステムの コア部分をうまく使ってソフトウェアを開発し、それを安定的に動作させる高度な技術力にある。

『DevPartner Studio』でチェック開発品質向上に努める

同社では設立以来、さまざまなツールを活用して開発品質の向上に努めてきた。
そうした中で、コンピュウェアの『DevPartner Studio』の前身『BoundsChecker』を使い始めたのは、 メールソフト『PostPet』外国語版を開発していた1998年前後に遡る。
Windows環境はそれまでのプログラミングとはスタイルが全く異なるので、当時はベテランプログラマーでも6〜7年の経験しかなかった。 そうした中でリソース64KB、メモリ1MBという極端に少ないエリアでプログラミングを行わなければならず、メモリやリソースのリークは致命的だった。
当時は、確保したメモリサイズを超えて文字列を入力するとバッファ オーバーランが起こるので、数バイトをいかに節約するか、非常に神 経を使ってプログラミングしたという。そこで、ギチギチに寄せてプロ グラムをつくり『BoundsChecker 』を使ってチェックしアプリケーション の動作を確認した。 以来、現在まで、同社ではすべて 『DevPartner Studio』の実行時エラー検出機能を使って、メモリリークやバッファオーバーフローが ないかどうかのチェックを必ず行っている。

『DevPartner Studio』を人材育成にも活用

現在、同社が『DevPartner Studio』を使うことで最も効果があると考えているのは、プログラミングを習得中の学生や若手エンジニア などの人材育成の過程だ。かつてはソースを読ませることまで含めて 教育を行っていたが、最近ではプログラムも複雑化し、ソースを読む ような時間的余裕もない。そこで、ある程度プログラミングの経験を積んだ段階で、 『DevPartner Studio 』を使ってリソースをきちんと開放しているか、バッファ オーバーフローを起こしていないかをチェックさせるようにしている。

そこで問題点さえ発見できれば、それ以降はだいたい誰もが通る道 なので、経験を積んだ技術者たちが解決策を教えることができま す。このような経験と知識を積み重ねていくことで、学生や若手社 員のスキルが高まっていきます。そうした意味で、『DevPartner Studio』は私たちの会社の成長サイクルとうまく絡み合う状況が 生まれています (齋藤 氏)

ソフトウェアの品質の高さが顧客の拡大を生み出す

同社はソフトウェアの開発品質を ある程度終わった段階で、高め、優れた製品を提供すること は企業の社会的な使命であり、責任であると考えている。そこで、か つてはソフトウェアの修正やバグフィックスを製品のアップグレードとい う形で提供することが多かったが、最近では新しい機能を追加した場 合だけ、バージョンアップするようにしている。そうした形で製品を提供 することでサポートへの問い合わせも少なくなり、リソースを開発に 振り向けることができる。また、よい製品をつくることで顧客に喜んでもらうことができ、 その評判が伝わって顧客層が拡大するといういい形のスパイラルをつくり出すことができる。 その原動力になるのがソフトウェアの品質であり、それを支えているのが『DevPartner Studio』だ。 一つのバグが会社にもたらす損失はツールを購入する金額とは比べものにならないほど大きなものがある。 その意味で、よいツールを用いて開発品質を高めることはブランド力を高め、企業価値の向上に つながるというポリシーが貫かれている。

高品質アプリケーション開発に向けて高まるコンピュウェアのツールへの期待

同社ではソフトウェアの品質をより一層高めるために、今後、 『DevPartner Studio』以外のツールも導入していく考えだ。 その筆頭に挙げられるのがコンピュウェアの機能テストツール 『TestPartner』である。アプリケーションの機能テストや回帰テスト を自動化して効率よく実施でき、短い期間でより高品質なアプリケ ーション開発が可能になるツールである。同社が今まで使ってきた り、この5〜6年興味を持ち、これから使いたいと考えているツールは 皆、コンピュウェア製品だという。テクノクラフトでは今後、人材育成 に一層力を入れるとともに、同社の製品をインフラとした新たなサー ビスを提供していく方針だ。そのためには、技術力に支えられたユニ ークな機能と、『DevPartner Studio』などのツールに代表され る高品質のソフトウェアを用いたアプリケーションの安定性の確保が 求められる。このような事業展開を支える意味で、コンピュウェアの ツールが果たす役割はますます大きくなっていくことは確実だ。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

株式会社テクノクラフト

  • 設立:1992年8月
  • 資本金:3,000万円
  • 従業員数:12名
  • 事業内容:コンピュータソフトウェア開発、自社パッケージソフトの開発、インターネット通信販売

URL:

http://www.technocraft.co.jp

インダストリー:

サービス業( ソフトウェア開発、インターネット通販)

チャレンジ:

メモリやリソースのリークによるアプリケーションの予期しない 動作や不具合を防ぐため、ツールを使うことによるソフトウェアの 品質向上を目指した。 『DevPartner Studio 』のメモリエラー検出機能をフルに活用 してチェックを行い、ソフトウェア品質の向上に役立てている。 また、プログラミングを習得中の学生や若手社員に使わせること で、開発品質を高めることを意識させる効果を生み出している。

コンピュウェアからの解答:

高い開発生産性と信頼性を持つ『Uniface』により、柔軟でスピーディなカスタマイズニーズにも対応するパッケージ開発環境を提供。伝送にかかわるネットワーク負荷が少ない、遠隔キャンパスやブランチを統合したストレスのないシステム実現を支援。

コンピュウエア ソリューション:

 

株式会社テクノクラフト
代表取締役社長 齋藤 孝春 氏

2006年6月9 日に発売された 『ロボワードV82 ワンタッチ辞書300万語』


文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。