Success Story
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| ソニー生命保険株式会社は、個人情報の管理と情報セキュリティ対策を重要な経営課題のひとつと位置づけ、生命保険業界で初めての情報セキュリティ マネジメント システム(ISMS)規格BS7799-2とISMS認証基準Ver.2.0の認証を取得。とりわけ、個人情報保護法が完全施行される前に、個人情報のデータの暗号化と変換ツールとして『File-AID/Data Solutions』を採用し、個人情報保護を強化した。 |
「生損保顧客満足度ランキング生保版」で第1位
高いコンサルティング能力を持つライフプランナーが顧客に合った保障プランを設計し、オーダーメイドの保険を提供するソニー生命保険株式会社。同社の経営目標は「健全にして永遠に存続すること=Healthy
Going Concern」。顧客と結んだ生命保険契約の履行時期がいつ来るのか、誰にも予測できない。その約束を果たすためには、保険会社として永遠に存続し、持続的に成長していかなければならない。
こうした理念の元に事業を展開する同社は、2004年7月の『週刊ダイヤモンド』の「生損保顧客満足度ランキング生保版」で第1位の高い評価を得、2003年度末の保有契約高は対前年度末比5.8%増の26兆2,426億円、支払い余力を示すソルベンジーマージンは同じく1,453.3%と前年度末より99.1ポイント上昇、極めて高い水準を維持している。
ISMS認証取得を始め、個人情報保護の開発現場への徹底
顧客への利便性向上のため、ITを利用したサービスを活用している同社では、個人情報の管理と情報セキュリティ対策を重要な経営課題のひとつと位置づけ、2003年6月には生命保険業界で初めての情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)規格BS7799-2とISMS認証基準Ver.2.0の認証を取得している。とりわけ、個人情報保護法が完全施行される中で、同社の個人情報保護のための施策は営業現場からシステム開発の現場まで徹底されている。
データの暗号化と変換を行うツールとして『File-AID/Data
Solutions』を採用
本番データとテストデータの分離を実現
同社の情報システムの企画と開発を担う業務プロセス改革本部では、2002年初め頃に、開発環境でテスト用に使っている本番データを暗号化し、開発データとして分離することによって、契約者の個人情報から構成される本番データを保護するための仕組み作りに着手した。
そして、本番データとテストデータの分離の仕方やプロセスを決めた後、データの暗号化と変換を行うツールとして、コンピュウェアの『File-AID/Data
Solutions』を採用。『File-AID/Data Solutions』は変化する業務要件に素早く対応するために、テストデータや本番データの整合性を保ちながら、データのエージング、変換、生成、分析、ブリッジング、暗号化を行うツールだ。
同本部が『File-AID/Data Solutions』を選んだ理由は、他の大手生保での採用実績があることと、コンピュウェアの『File-AID』を長年開発環境で使っており、開発者が使い慣れているからだった。
現在、毎週1回、本番環境の全データの10分の1が抽出されて、テスト環境に送られるが、このデータでは契約者の名前、住所、電話番号などがマスキングされ、個人が特定できないように変換される。その結果、個人情報として悪用できなくなるため、テスト環境で利用することができるようになる。
開発生産性向上のためコンピュウェアのツールを次々に導入
同社がコンピュウェアのツールを使い始めたのは、メインフレームのMVSをOSに採用して保険事務や契約者の管理を行う勘定系システムを再構築する「F1計画」を開始した1993年にさかのぼる。勘定系システムの再構築では、開発言語をCOBOLに決め、すべて自社で開発を行った。その際、開発生産性を向上させるために、様々なツールを選定して使うことにした。
その際に、メインフレーム用に導入されたツールがコンピュウェアのファイル/データ管理ツール『File-AID』、システム障害対策ツール『Abend-AID』、アプリケーション開発支援ツール『Xpediter』だ。
さらに、その後、アプリケーションパフォーマンスのチューニングを行うために、アプリケーション性能解析ツール『Strobe』も導入した。
勘定系の再構築は96年には完了したが、その後数年は毎年1,000本近いプログラムの開発が継続されていた。最近でも、プログラムの開発本数は年600本程度に減少したものの、その4倍近い2,400本余りのプログラムのメンテナンスを毎年行っている。
『Abend-AID』と『File-AID』なしにはインフラ系のスムーズな開発は困難
そうした中で、コンピュウェアのツール、とりわけ『Abend-AID』と『File-AID』は、10年来のヘビーユーザーで、OSと同じように開発環境に標準のように取り組まれている。このため、どの開発者も『Abend-AID』と『File-AID』を無意識に使い、アベンドの解析とファイルの操作を行っている。このツールがなければプログラムの開発に大きな支障を来すことになるという。
『Abend-AID』はシステムに障害が起きると、障害分析機能が自動的に立ち上がり、何が、どこで、なぜ起こったのかを即座に分析、問題の修正案を提供するツールだ。これを使うことによって、開発者は、本番、テスト段階の双方で、どこで障害が起きているかを簡単に発見することができる。
一方、『File-AID』はテストデータの作成、検証から本番環境で問題を発生させたデータの検出、修正、ファイルの保守まで、完成度の高いファイルの作成、データの編集などを行うツールだ。開発者はこれを使うことで、ファイルの操作やデータの編集を簡単に行うことができ、開発生産性は大きく向上される。
トータルなコストダウンのため、自社開発よりもコンピュウェアの熟れたツールの活用を選択
同社では10年以上にわたって蓄積してきたアプリケーションエンジニアの能力をフルに生かして開発を行うため、今後も開発言語としてCOBOLを使っていく方針だ。そして、オープンなアーキテクチャのシステムを開発する場合でも、メインフレーム上で動作させることにしている。そのため、プログラムの開発とメンテナンスを継続的に行っていくために、コンピュウェアのツールは欠かせない。特に、『File-AID』は様々な機能と使い方があるにもかかわらず、現在、その一部しか使っておらず、なお活用できる余地が多い。その点で、コンピュウェアのエンジニアが開発現場を訪れて、使っていない『File-AID』の機能を活用できるように提案する技術的なサポートは非常に有効だという。さらに、長期的に見ると、インフラ系では、ベンダーのツールを使う方が自社開発よりもコスト的にも割安だという評価を持つようになっている。そうした点も合わせて、コンピュウェアのツールに対する期待は高まっていくことは確実だ。
※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。
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キーファクトソニ−生命保険株式会社
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ソニー生命保険株式会社

