Success Story


株式会社セキスイ・システム・センター

ASPサービスを支える中核ツールとして『ApplicationVantage』を活用




  
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お客様に役立つサービスを提供するSuper Solution Companyへ

株式会社セキスイ・システム・センター(以下:SSC)は、積水化学グループの事業活動をサポートする情報機能会社として、1987年、積水化学工業株式会社のシステム部が分社化・設立された。それ以来、積水化学グループ200社の販売・物流・在庫・生産・購買などの事業直結型システムや、会計・人事・マーケティングなどの基盤的なコーポレートシステムなど、数々のシステム開発や運用サービスを手がけてきた。
こうした基幹系システムの開発から運用で培った実績をベースに、SSCはITを駆使して人と企業の成長を実現するための最適なソリューションを提供するビジネスを推進。「ITからAT(アシスト・テクノロジ)へ」をスローガンに、全国をカバーするネットワーク、先端的なWeb技術、運用技術などのハード領域のリソースと、ビジネスの業務領域ノウハウや人材を活かし、積水化学グループ以外の企業にも最適なソリューションを提供するSuper Solution Companyへと変身中だ。SSCは積水化学工業から分社化して以来、グループ企業のIT部門として、システム開発やネットワークインフラの構築・運用などを担い、グループ2万人のユーザーを支えている。
しかし、3年前から事業の再編が始まり、ビジネス・ユニット・レベルで利益を出す体制へ移行を開始した。そのためにはグループ内のビジネス(内販)だけでなく、グループ外のビジネス(外販)が必要となる。

ASPによる基幹業務システム『Skit』のパフォーマンス確保が課題

積水化学グループの企業や事業所約600拠点は、IP-VPNを中心としたネットワークで接続されており、SSCはその運用サービスを一手に引き受けています。しかし、多くの拠点はVPNに128kbpsで接続されており、リッチコンテンツの増加やトラフィックの増大に応じて、ネットワークに対する不満も出始めていました。
IP-VPNを中心にネットワークの運用管理はSSCが行い、グループ企業の各拠点がその費用を負担している。したがって、ユーザーからの『遅くて、高くて、不便』という不満に対する説明責任を果たす必要があった。
昨年から積水化学グループのネットワーク運用に加えて、グループ以外にもビジネスの輪を広げたSSCでは、SLA(Service Level Agreement)の確保が一層重要となる。多くの場合、アプリケーションのレスポンスが悪いと、真っ先にネットワークに疑いの目が向けられる。そのため、外販事業を行うには、ネットワークが原因かそれ以外に原因があるかを判定できるツールが不可欠だった。
SSCは外販事業の核として、2002年、間接材購入コスト削減ソリューションとしてECサイト『ぷらぷらねっと』の稼働と、基幹業務システム『Skit』のASP(ApplicationServiceProvider)サービスを開始。『Skit』とは、卸売業向け受注・発注・在庫・会計・情報紹介・給与の統合型パッケージをASPで提供する、SSCの外販ビジネスを担う中核のサービスだ。

しかし、外販するには知名度も低く、営業の経験もなく、すべてが暗中模索の状態。したがって、プロダクトアウトではなくマーケットインの視点で、まずはお客様の声に耳を傾け、要望に応えることで、信頼関係を築く必要があった。
そこで『Skit』のASPサービスのパフォーマンスを確保する環境を整えることからスタートした。

パフォーマンスの障害要因を簡単に判定できる『ApplicationVantage』を導入

豊富な経験はあるものの、後発のソリューションプロバイダとしてスタートしたSSCは、初めから快適に使えるパフォーマンスを備えたASPサービスを提供することで差別化を図ることにした。「住宅のリフォームのように、これからはITのリフォームが必ず求められる」ことを前提に、RITA(Reform Information Technology Assist)というコンセプトで、お客様が必要とされる機能を最初から快適に使えるASPサービスを提供することで実績を作り、信頼を得ていく戦略を採用した。
『Skit』は基幹アプリケーションであり、あらかじめパフォーマンスを確保するための対策を講じておかなければ、ユーザーに迷惑をかけてしまう。「無罪とわかるまで疑われるネットワーク」を担うSSCは、何か問題が起こったとき、どこに原因があるかを突き止めて素早く対策を施すことはもちろんだが、それ以上に、事前に障害の芽を摘んでおかなければならない。
疑いを晴らすためには、障害原因を迅速に突き止めてくれるツールが必要だった。

ApplicationVantage』を中核に外販ビジネスを展開

机上の“合格点”を与えられた『ApplicationVantage』だが、外販ビジネスの中核となるサービスを成功させるには、実際の機能と性能を評価する必要があった。そこでSSCでは、ASP推進部、『Skit』開発者、インフラ技術部による8名の評価チームで『ApplicationVantage』の検証を実施した。

2002年7月、『ApplicationVantage』で『Skit』のパフォーマンス計測を開始したところ、データを採取できないトラブルが発生し、その原因がLANカードとの相性にあると判明するまでに時間がかかった。実際に使わないとわからない問題点だったが、これ以外にトラブルはなく、パフォーマンスチェックは簡単だったという。計測の結果、ネットワークにもアプリケーションにも問題がないことが判明。これを受けて9月に『ApplicationVantage』を標準ツールとして採用することを決定した。

その後の2003年春、リリース前のシステムに「オフコンからデータを取り込む際、LAN環境なら2分で表示される画面が、WAN環境では30分もかかる」というレスポンス問題が発生。計算上、画面表示を速くするには、各拠点間を1Mbpsの回線で結ぶことが必要という結論になった。またしても、「レスポンスが遅いのはネットワークのせいではないか」ということになり、『ApplicationVantage』で調査を実施した。
その結果、オフコン上のデータをクライアントにインポートするベンダーのEUC(End User Computing)ツールに問題があることが判明。ベンダーにその問題を指摘し、1ヵ月でEUCを改良することで、ネットワーク帯域を変えることなくレスポンス向上を実現した。「原因追及をベンダーに頼むとコストもかかるし、時間もかかる。また、『ApplicationVantage』を使っていなかったら、ネットワークに問題がないということは永遠にわからなかったかもしれません」と『ApplicationVantage』を高く評価する。
その後も、ASPサービスのリリース前に『ApplicationVantage』によるテストを行い、レスポンスの高い本番サービスを提供している。今やSSCの外販ビジネスにとって『ApplicationVantage』は不可欠なツールとなっている。『ApplicationVantage』は、パフォーマンスを確保する単なるツールの域を越え、SSCの外販ビジネスを支える中核として活躍するに違いない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

株式会社セキスイ・システム・センター

  • 設立:1987年6月1日
  • 払込資本金:1億円(授権資本金:4億円)
  • 従業員:168名(男:135人、女:33人)
  • 事業概要:基幹業務システムのASPサービス、ECサイトの導入および運営、受託開発・運用、ネットワーク構築・運用・サービス
    (2003年4月現在)

URL:

http://www.ssc-is.co.jp/

インダストリー:

情報システム産業

チャレンジ:

セキスイ・システム・センター初の外販事業の核として基幹業務システム『Skit』のASPサービスを開始。基幹アプリケーションとしてのパフォーマンス確保が重要な課題だった。サービス提供前にアプリケーション・パフォーマンスの障害の原因を発見するツールが必要だった。

コンピュウェアからの解答:

複数のエージェントを配置してシンクロ機能を使えばすぐに障害の原因を特定でき、その原因をGUI表示できる『ApplicationVantage』を提案。サービス提供前に障害の原因を特定し、サービスのパフォーマンス向上を支援した。

コンピュウエア ソリューション:

 

ビジネスシステム事業部
事業推進部
ソリューション・セールス・
スペシャリスト
峰松和洋 氏

「『ApplicationVantage』を初めて見たとき、『これだ!』と思い、すぐに検討を始めました。2001年12月のことです。複数のエージェントを配置してシンクロ機能を使えばすぐに原因を特定できるのはもちろん、障害の原因をGUI表示できるなど、わかりやすさも魅力的でした。それまでもいろいろ探していたのですが、『ApplicationVantage』のように、迅速に原因を特定できるツールはありませんでした。」

インフラ技術部
ネットワークグループ
シニアSE
浅原一行 氏