Success Story


     クオリカ株式会社


アプリケーション開発の品質向上とスピードアップを『Vantage』ファミリーで実現

クオリカ株式会社(以下:クオリカ) は、製造業、流通・サービス業向けに事業を展開しているソリューションプロバイダーだ。同社は 今回、大規模外食チェーンシステムのパフォーマンス分析に『Vantage』ファミリーを活用し、実証的な原因究明と改善策を実施してパフォーマンスの向上を実現。この成果を元に、流通・サービス業向けの全開発案件のテスト工程に『Vantage 』ファミリーを組み 込むことで、顧客満足向上につなげている。




  
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品質を重視し、製造業、流通・サービス業を軸にソリューションを提供.

1982年にコマツの情報システム子会社として創業され、現在はITリーディングカンパニーのTIS株式会社グループの一員として活動するクオリカ。同社は「品質重視」を最大のテーマに、製造業・流通業をコアとするソリューションプロバイダーとして事業を展開している。製造業分野では、コマツグループに対して企画・開発から運用までのトータルサービスを提供すると共に、自動車メーカーを軸にした組み立て 製造業向けのシステム開発を行っている。流通・サービス業分野では、スーパーマーケットなどの量販店やドラッグストア、アパレル店などの専門店を中心とした小売業、レストランや居酒屋などの外食チェーンや中食・給食業、そして流通業に関連したサプライチェーンの3つを柱に、ソリューションを切り口にしたパッケージを提供している。 中でも、外食産業向けの「Tastyシリーズ」の最新バージョン「Tasty Web」と、小売業向けに店舗運営とそれを管理する本部機能を組み込んだパッケージ製品「SpecialtyCube」は高い実績をあげている。

パフォーマンス問題の科学的分析のために『Vantage』ファミリーを導入

Tastyシリーズは当初、比較的規模の小さなチェーンを対象にしていたため、レスポンスなどのパフォーマンスは問題にならなかったが、大規模チェーンでの採用が増えるにつれ、パフォーマンス問題が発生。2005年春にTasty Webを導入したある外食チェーン(600店舗以上)ではレスポンスが確保できず、棚卸しの月次処理が翌朝までに及び、食材の配送に支障をきたすという事態が起きている。その際は、クオリカが個別対応し、レスポンスを改善させた。
ところが、今度は別の大規模チェーンで、バッチ処理が翌日まで終わらず、さらに、通常数秒のオンライン処理が数十秒もかかるという性能問題が発生。同社がチューニングを行い、状況は改善されたが、その顧 客企業からは「パフォーマンス悪化の原因を明らかにして、今後再発しないという科学的根拠を示してほしい」という要求が出された。そこ で、同社は、ツールを使うことなしに原因究明と改善策の提示は難しいと判断、パフォーマンス管理ツールの選定に取りかかった。
『Vantage』ファミリー以外の他社ツールは、サーバーやネットワーク、 クライアントにそれぞれ特化したもので、クオリカの要求に合致しなかった。また、『Vantage』ファミリーは問題点をドリルダウンすることで、簡単 に深掘りできることも評価されたポイントだった。

テスト工程でも活用、パフォーマンス チューニングの効率化に成功.

「SpecialtyCube」のテスト工程におけるパフォーマンスチューニングに『VantageAnalyzerforJ2EE』を利用した。同製品は今までブラックボックスと化していたJVM内のコンポーネントを可視化しJ2EEアプリケーションの詳細な稼動状況(メソッド、SQL単位など)をモニタリングすることが可能となる。これを使うことによって、SpecialtyCubeのプロジェクトでは、入社して間もない社員でも、プログラムのロジックが悪いのか、データベースが悪いのかの切り分けを問題なく行うことができた。.従来であれば、問題点の調査に1日 ほどかかり、さらにプログラムの修正に1日かかるのが普通だったが、『Vantage』ファミリーを使って分析すると、切り分けられた問題点をレポートとして出力できるので、今までの半分ほどの時間でプログラム修正までを完了できるようになった。

『Vantage』ファミリーを.開発テスト手順に組み込み、顧客に提案.

提案書の中にも、『Vantage』を使ってテストを実施するという項目を入れ、見積もりの中にもその費用を計上することにした。今まで、パフォーマンステストの工程は開発業務全体の中で後に回され、予算削減 の対象になりやすかった。しかし『Vantage』ファミリーを使うことで、パフォーマンスチューニングの結果を定量的に明示することが可能になった結果、顧客企業に対してパフォーマンステストの重要さをアピールできると共に、自信を持って見積もりを提出できるようになり、ひいては顧客満足度の向上にもつながっているという。

全員がパフォーマンス問題の.知識と技術を習得し、開発品質向上につなげる

『Vantage』ファミリーはさまざまな 機能を持っているツールがあるが、 同社ではまだ使い始めたばかり。そ こで、『Vantage』ファミリーを使える 技術者の層を広げることと、より高 度な使い方ができるようにすること の2つを目標に据えて、SEに対する教育を始めている。今までは開発 に主眼を置いてきたが、パフォーマンス問題が発生した経験から、運 用問題についての技術的な知識を持つことが必要だと考えるように なった。これにより、システム全体の品質の向上につなげていくことを目 指している。. このようにして、クオリカはシステムの開発工程の中に『Vantage』ファミリーを組み込むことによって、品質 の向上と、顧客企業への高品質・高付加価値のビジネス展開を実現している。今後も『Vantage』ファ ミリーは、顧客満足度を向上させるツールとしてクオリカのビジネスを支援していくに違いない。.

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

クオリカ株式会社

  • 設立: 1982年11月
  • 資本金:12億3,460万円
  • 従業員数:751人( 2005年10月31日現在)
  • 事業概要:ソフト受託開発、パッケージソフト開発・販売、システム運用・サービス、システム機器発売

URL:

http://www.qualica.co.jp/

インダストリー:

システムインテグレーター

チャレンジ:

パフォーマンス分析ツールの導入により、顧客から要求された性能問題に関する科学的分析を実施すると共に、テスト工程の中に、ツールの活用を位置づけ、開発品質の向上を目指した。

コンピュウェアからの解答:

『Vantage 』ファミリーの活用によって、パフォーマンス悪化の分析と改善結果の数値的な裏付けが可能になり、それに基づく報告書を顧客企業に提出、納得を得ることができた。製品出荷前のパフォーマンスチューニングでの活用を手順の中に盛り込むことによって、開発品質の向上を目指す。

コンピュウエア ソリューション:

アプリケーション サービス管理ソリューション

Vantage ファミリー

 

パフォーマンス問題に対して、これまでは竹槍で闘ってきたというのが 率直な印象です。『Vantage』ファミリーは最初、火事を消すために 導入したのですが、これからは火事を起こさず予防ツールとして使えるので、客観的に性能問題に対処 できると考えています。
常務執行役員
コマーシャルビジネス事業部長 
氏部 辰雄氏

パフォーマンス問題はシステム全体でトータルに考える必要があります。ですから、サーバー、ネットワーク、クライアントと一気通貫で、レスポンスを測定し、迅速に問題を切 り分け、原因を究明するべきと考えました。そして、それができるのはコンピュウェアの『Vantage』ファミリーだけだったのです。
コマーシャルビジネス事業部
事業推進室
斉藤 俊也氏


 

コマーシャルビジネス事業部で「Vantageファミリー」導入に携わった皆さん