Success Story


パナソニックCCソリューションズ株式会社

システム導入のパフォーマンス初期問題を『Application Expert』で解決




  
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ユビキタス時代のワークスタイルを創造する「IP Office」を提案

ブロードバンド化が大きな潮流となり、ユビキタス時代の到来が喧伝されるなか、すべてのオフィス機器がIPでつながる“ユビキタスオフィス”も今や夢ではなくなった。それに応じて、セキュリティの重要性は一層高まり、ワークスタイルも大きく変わることが予想される。
こうした時代変化を背景に、2003年4月1日、パナソニックCCソリューションズ株式会社が誕生した。松下グループには、コミュニケーション事業とデジタルイメージング事業をグローバルに展開するパナソニック コミュニケーションズ株式会社(PCC)があるが、パナソニックCCソリューションズはその販売とシステムソリューション分野を国内で担う会社という位置づけだ。
パナソニックCCソリューションズはユビキタス時代を睨んで、「誰もが簡単に利用できる、快適で安全なオフィスの創造」「ブロードバンド時代のIPオフィスをあなたへ」をスローガンに活動を展開。PCCグループの商品提供はもちろん、コンサルティングをはじめ、ネットワーク構築から、保守、運用サポートまでをワンストップソリューションとして提供することで、最適なオフィスのIP化を実現する「IP Office」を提案。全国約160の営業拠点、約1,000名のカスタマーエンジニアが、ユーザー独自のIP環境づくりをバックアップしている。
しかし「IP Office」を実現するには、セキュリティ確保と同時に、ネットワーク上のアプリケーションレスポンスの確保が不可欠となる。パナソニックC Cソリューションズ設立の3年前、松下電送の情報システム部門でインフラを担当していた河崎氏は、「社内で開発したアプリケーションのパフォーマンス問題に悩んでいた」と当時を振り返る。期待通りのパフォーマンスが得られない原因は、アプリケーション自体に問題があるのか、ネットワークあるいはサーバー側にあるのか特定が難しく、結局ネットワークインフラに疑いがかかることが多かった。そのため、ネットワークシステムの導入前評価と導入初期トラブルの早期解決が必要だった。

実環境導入前にレスポンスタイムを予測できる『Application Expert』を採用

現在、パナソニックCCソリューションズ、T SグループのネットワークソリューションチームのシニアSEとして活躍している河崎氏は、3年前『Application Expert』に出会って、ようやく“犯人”捜しにピリオドを打つことができたと語る。
『Application Expert』を導入することで、ネットワーク伝送路に問題があるのか、それともクライアントノード、Webサーバー、アプリケーションサーバー、DBサーバーでの処理時間が遅いのかなど、ピンポイントで問題箇所がわかるようになったからだ。しかも表示がグラフィカルで素人にもわかりやすく、ユーザーにも説明しやすいので、問題箇所を指摘された担当者も素直に修正に応じてくれると評価は高いようだ。また、運用してからの出戻りもほとんどなく、安心して使えるのも大きなメリットだと言う。
運用前のフェーズで『Application Expert』を使い始めた河崎氏だが、その後、特定サービス専用システムの開発部隊に異動になり、『Application Expert』を使う機会もなかった。しかし昨年、「本来やりたかった運用支援や導入支援」を行う部署に再異動。新会社でもネットワーク分野におけるシニアSEとしての経験をベースに、お客様のインフラ運用支援・導入支援のための新規ビジネスの立ち上げを担うことになり、『Vantage』のスイートとしてパワーアップした『Application Expert』と再会する。

『Application Expert』を活用してノウハウを蓄積

新会社としてスタートしたことを機に、松下グループ内外に向けて「IP Office」を実現するMSP(Management Service Provider)事業推進のチーフとなった河崎氏は、『Application Expert』を含む『Vantage』製品を核にした新たなビジネスモデルを策定。
サービスプロバイダとしては後発のパナソニックCCソリューションズが、新たなビジネスを成功させるには差別化が必要だった。
そこで、「IP Office」を実現するにはアプリケーションのパフォーマンス最適化が不可欠であることから、SLM(Service Level Management)に基づいたサービスの提供を行うことにした。この新事業立ち上げには、今までの『Application Expert』活用で蓄積したノウハウが大きな自信になっていることは間違いない。

例えば、PDM(Product Data Management)システムでの「アプリケーションのパフォーマンスが低く利用に耐えない」というユーザーからのクレームに対して、当初、アプリ開発ベンダーはネットワークの問題を指摘してきた。しかし、河崎氏が『Application Expert』を活用して各ノードでのレスポンスタイムを分析した結果、「SQLパケット1つひとつの転送時間の遅延が原因」であり、基本的なアプリケーションの作り方に問題があることを特定。そこで、サーバーを拠点に集結し、ユーザー端末間をシンクライアント化することでレスポンス問題を解決した(その費用はアプリ開発ベンダーが負担)。
また、顧客に納入したグループウェアのパフォーマンス向上のために、グループウェアサポート会社の対策が不十分だった際にも、『Application Expert』を活用。「グループウェアの共用DBファイルに対する排他制御の仕様が原因」であることを解明し、レスポンス問題を1週間で解決するなど、大きな成果を上げている。

『Vantage』をベースにしたSLMサービスの提供でMSP事業を推進

MSP事業推進にあたっては、本番稼働前のアプリケーション パフォーマンス プロファイリングを行うことのできる『ApplicationExpert』に加えて、アプリケーションの監視とレポーティングを行う『NetworkVantage』、アプリケーション パフォーマンス問題を特定する『ApplicationVantage』も活用したサービスを提供する。
そのため、2003年10月から『NetworkVantage』と『ApplicationVantage』を使って、社内のWebポータルやワークフローシステムの動作状況を確認した結果、ポータル上でのスケジュール管理が遅い原因が、サーバー側の問題であることが判明。また、ネットワーク機器の性能が貧弱であることもわかり、来年度の予算で補充する計画だ。
またパナソニックCCソリューションズは、日本コンピュウェアとアライアンスを結ぶことで、『Vantage』をベースにSLMに特化したMSP事業を展開する。今までの24時間365日サポート体制とスキルを引き継いだサポート体制をベースに、第1フェーズとして、SLMツール『Vantage』を核にした調査、コンサルティング、セットアップ、監視サービスを提供する。

そして第2フェーズでは、自社商品の付加価値を高めるサービスソリューションを提供する予定だ。例えば、システム導入コンサルタント、運用サポートに『Vantage』をうまくバンドルする。これにより、お客様が必要とする品質でお使いいただける環境までを併せて提供することで、競合他社とのビジネスモデルの差別化を強化する。
パナソニックCCソリューションズにおける新たなビジネスのキードライバーとして、『Vantage』が大きな役割を果たすことは間違いない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

パナソニックCCソリューションズ株式会社

  • 設立:2003年4月1日
  • 資本金:3,000万円
  • 従業員:約1,700名
  • 事業概要:デジタルイメージング商品・コミュニケーション商品・ブロードバンド商品の提供、ソリューションの提供

URL:

http://panasonic.co.jp/pcc/pccs/

インダストリー:

情報システム産業

チャレンジ:

松下グループ内外に向けて「IP Office」を実現するMSP事業推進のために、アプリケーションのパフォーマンス最適化が必要だった。特にSLMに基づいたサービスを行うには、ネットワーク上の問題点を素早く発見するツールが不可欠だった。

コンピュウェアからの解答:

ネットワーク上でのアプリケーションパフォーマンスの問題箇所がピンポイントでわかる『Application Expert』提案。問題箇所を迅速に特定できるようになり、復旧作業も素早く行えるようになった。

コンピュウエア ソリューション:

 

「SLM支援ツールの『Vantage』を利用すると、ハードウェア、ネットワーク、アプリケーションを連携させた評価・監視が可能になるだけでなく、『Vantage』製品があることで、ビジネスが進めやすくなることは確かですね。」

「フィールドでも使えるテストツールとして『Application Expert』を採用しました。当時は英文マニュアルでしたが、直感的に使うことができましたし、アプリケーションを実環境に導入する前に、期待できるレスポンスタイムかどうかを予測できるというコンセプトが魅力でした。事前にアプリケーション稼働後のパフォーマンスを想定できるというのは、我々にとって非常にありがたいことなのです。」

パナソニックCCソリューションズ株式会社
TSセンター
ネットワークソリューションチーム
チームリーダー
河崎敏之 氏