Success Story


『Uniface』の活用により、部門ごとに散在するデータベースを統合し、全社顧客管理システムを構築

株式会社マガジンハウスは基幹系を含めた全システムを2006年までにオープンソースへ移行するために、システムの再構築化を展開中。同社は、部門ごとに別々に管理されていた顧客情報を『Uniface』を用いて統合することで、全ての取引先を網羅した全社顧客管理システムを構築・活用している。





  
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2006年をメドに全システムをオープンソースで再構築を目指す

1945年の創立以来、「読者と共に」をモットーに、時代をリードするさまざまな雑誌を刊行し成長してきたマガジンハウス。
同社は『アンアン』『ブルータス』『ハナコ』『ポパイ』『リラックス』『クウネル』などの雑誌をはじめ、書籍やムック、Webなどを通して楽しく新鮮な情報を読者に提供している。また、2004年9月には、これまで同社になかった全く新しいスタイルのファッションマガジン『BOAO(ボアオ)』を創刊。27〜35歳の女性の「Lucky&Happy」をサポートするという新たなジャンルを切り開いている。

一方、同社のシステム部門では、業務の効率化とコスト削減を目指して、基幹系をはじめとする全システムのオープンソースによる再構築に取り組んでいる。そして、そのシステム開発のほとんどを、社内情報システム部のメンバー自らが行っている。
オープンソースへの移行においても、雑誌のページ毎に広告を割り付ける業態独自の広告システムがすでに完了され稼働を開始しており、2006年までには現在メインフレームで稼働している基幹系の再構築も完了する予定だ。

マルチベンダ対応の開発プラットフォーム『Uniface』を導入して、全社顧客管理システムを開発

マガジンハウスがコンピュウェアのモデルベース開発/実行フレームワーク『Uniface』を導入したのは、開発だけでなく、データの移行ツールとして使えることが大きな理由だった。同時に、ホスト側のメインフレームにあるデータを加工するために、コンピュウェアのレガシーファイル/データ管理ツール『File-AID』も併せて導入して活用している。
『Uniface』は、発売から15年以上を経過し安定した実績を誇る製品である。高い開発生産性と容易な保守性、安定性を備えていることから、世界で約4,000社、日本でも約700社への導入実績があり、常に進化を重ねてきている。そのときどきの最新テクノロジーを採り入れた開発が可能で、多様なデータベースにも対応し、さらにWindows、UNIX、Linux、iSeriesおよびIBMメインフレーム環境などでのアプリケーションの実行が可能である。そのため将来にわたって様々なシステム要望に対応したシステム開発を可能にするだけでなく、開発・運用コストも抑えることのできる統合的な開発ツールである。

部門ごとに管理していた顧客データを効率的にOracleに統合

同社は『Uniface』の導入時、Ingresのエンジンを使用しており、それまでホストと連携させていたIngresのデータを、そのままスムーズに移行できるか否かをポイントとして考慮した。そこで導入後、Ingresとメインフレーム、Windowsの各システムにそれぞれ異なったファイル形式で格納されていた、宣伝、販売など部門ごとのデータを『Uniface』を介して効率的にOracleデータベースに統合することで、全社顧客管理システムを開発することができた。その結果、儀礼の書状や季節ごとの贈答の発送に際し、的確な送付先確認やランク付けなどを一元的に管理することができるようになった。

作業も簡単で凝った使い方ができると評価

『Uniface』はSQLServer、OracleおよびDB2などの多様なデータベースシステムに対応している。『Uniface』が各データベースへのリモートアクセスを管理するので、開発者は複雑なデータベースごとの入出力プログラミングから解放され、固有のDB、DBMSに縛られることのない開発を行うことができる。
実際のデータの移動設定は、設定したコンボボックスに、どこからデータを持ってくるかを指定するだけでよいため作業も簡単だ。加えて、エラー制御も容易で、ツールとしては 凝った使い方ができると同社では評価している。

高い開発生産性を実現する『Uniface』の開発手法

『Uniface』は非常に高い生産性を持った開発ツールで、初心者でも短期間で習得できるため、Javaなどのようにコストの高い技術者を必要とせず、信頼性の高いアプリケーションを自動生成することが可能だ。これは、『Uniface』のアプリケーション開発がモデルベースの開発手法を採用していることによる。開発者はビジネスプロセスの詳細モデルを作成し、次にモデルを実装するコンポーネントを作成。最後に複数のコンポーネントを組み合わせて、アプリケーションを組み立て、それを結合することにより実行することができるからだ。
また作成したアプリケーションは、さまざまなデータベース、ワークステーションおよびDBMSと高い親和性を保つ。このように『Uniface』を使うことにより、コストの高い技術者や、さまざまなテクノロジーからの独立性を維持することができ、アプリケーションの保守性が保たれるようになっている。

今後も開発現場で使える操作性に優れたツールの提供を要望

現在まで同社では『Uniface』をベースにした全社顧客管理システムを使い続けることができているが、自社の開発・運用を基本にしているため、「開発スタッフにとって、操作性が馴染みやすく、安定的に使えて、誰がみてもメンテナンスできるものを開発できるツールがベストだ」と考えている。そうした観点から、今後もコンピュウェアに対して、時代の流れを先取りしながらも、「開発現場で確実に使えるような、真に必要とする機能と操作性を備えた、信頼性のあるツールの提供」を期待している。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

株式会社マガジンハウス

  • 設立:1945年10月
  • 資本金:1億714万円
  • 社員数: 355名
  • 事業内容:雑誌・書籍の出版

URL:

http://www.magazine.co.jp/

インダストリー:

出版業

チャレンジ:

Ingres、メインフレーム、Windowsと部門ごとに存在し、ファイル形式も別だった顧客情報を一元的に集約し、管理することが求められていた。

コンピュウェアからの解答:

多様なデータベースと運用環境に対応できる『Uniface』を利用することで、分散されていた社内データを統合して、Oracleデータベースに集約することができた。

コンピュウエア ソリューション:

  • モデルベース開発/実行フレームワーク
    Uniface
 

「『Uniface』はさまざまなデータベースからのデータの移行も簡単で、凝った使い方ができる自由度の高いツールでした」
情報システム部
渡部 卓 氏