Success Story


 ドコモ・システムズ株式会社

位置情報ASPサービスのサービスレベル管理を『ServerVantage』で実現

Webベースの車両運行管理サービス「DoCoです・Car」をASPサービスとして、安定したサービスを提供するために、サーバーおよびアプリケーションのサービスレベルを監視する『ServerVantage』を導入。障害発生時の原因究明だけでなく、障害発生の予測まで行えるようになった。





  
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モバイルの視点からマシンtoマシン コミュニケーションのASPサービスを提供

ドコモ・システムズ株式会社はシステムの企画・開発、ソリューションやASPなどを幅広く提供するNTTドコモグループの企業だ。同社のビジネスソリューション事業部マシンコムグループは、GPS衛星とNTTドコモのDoPaを介して収集した位置情報を、インターネット経由で配信する車両運行管理サービス「DoCoです・Car」とその機能を人のロケーション管理に応用した「DoCoです・WALKER」を位置情報ASPサービスとして提供している。まさにマシンtoマシンのネットワークをモバイルの視点で見た新しい取り組みである。

「DoCoです・Car」はシステム構築が要らず、低料金で、使いやすいことが評価され、現在、物流会社やタクシー会社などを中心に約900社、9,000台以上の端末が利用されている。このサービスはWeb技術を利用し、ユーザーである運行管理者はWebブラウザで自社のトラックやタクシーなど車両の運行を管理する。そのため、サーバーが安定したサービスを提供できるようにするサービスレベルの管理が欠かせない。同社ではサービス開始当初、サーバーのプログラムの動作確認を中心に、その管理を人手で行っていた。しかし、実際には、サーバーが正常に動いているように見えても、アプリケーションの問題等でサービスがきちんと提供できていないなど、人の手によるサービスレベルの管理には限界があった。

「タクシーの配車業務など、私たちのASPサービスなしにはお客様のビジネスが成り立たないケースも増えており、営業担当として、とても頼られていると実感しています。それには、サービスを常に安定的に提供することが必須であり、サービスレベルの管理が大変に重要と言えます」(溝口氏)

ASPのサービスレベル管理に『ServerVantage』は不可欠

そうした問題を解決するために、同社では当初、コンピュウェアの『ServerVantage』『ApplicationVantage』『NetworkVantage』を導入し、システム全体の検証を行ない実稼働に入った。運用段階に入って、主に使ったのは『ServerVantage』で、当初はサーバーのCPU使用率やサービスの死活など、基礎的な部分の監視から手探りで使い始めた。その後、コンピュウェアのサポートスタッフのアドバイスを受けながら、次第に監視領域を拡大。次第に使い方にも慣れていった。ひとつの機能を使えるようになると、さらに他の新しい機能も使ってみようという具合に、ツールの持つ機能を使いこなしていった。
運用管理業務では、障害が起きて、ユーザーからクレームが来た時に、障害が二度と起きないようにするために、その原因を特定し対応策を立てる。そこでは、例えばCPUの使用率が80%を超えると、システムがダウンする可能性が高くなるなど、様々な事象を複合的にチェックして、システム障害が起こる原因を調査しなければならない。また、見た目では正常に動いていても、ある特定の機能が動作していないこともある。そうした場合には、アプリケーションまで踏み込んだ形での高いレベルの原因の究明が必要になる。どちらの場合も、人の目や経験だけでは、原因を突き止めることはできない。『ServerVantage』による可視化されたチャートやグラフなどのレポートを使うことによって、どちらも容易に分析できるようになった。

プロアクティブなパフォーマンス管理を可能にする『ServerVantage』

『ServerVantage』に慣れ、機能についても使いこなせる幅が大きく広がっている。その結果、こういう事象が重なると、あるタイプの障害が起こるというように、障害の発生を具体的に予測することができるまでになった。『ServerVantage』を使いこなすレベルが上がるに従って、予測精度が高まり、監視業務全体の精度が高くなったのである。現在、『ServerVantage』による監視は「DoCoです・Car」と「DoCoです・WALKER」の2つのサービスで行っているが、同社ではもはや、『ServerVantage』なしに、サービスレベルの管理を行うことはあり得ないという。

「サーバーの調子が悪く、丸1日『ServerVantage』が使えないことがありましたが、手動で監視を行わなければならず、大変な手間が掛かり、生きた心地がしませんでした。『ServerVantage』なしには、サービスレベルの管理は不可能です。」(中村氏)

ASPサービスでは、サービス品質の維持がビジネスに直結するため、サービスレベルの管理は最も重要な作業となっている。トラブルを未然に防ぐプロアクティブな監視を、『ServerVantage』を使用することで可能にしたといえる。

『ServerVantage』によるサーバー監視の経験を他のサービスにも活用する

ドコモ・システムズでは、現在提供中の位置情報ASPサービスのユーザーが順調に拡大していることもあり、パイオニアとして市場を創り出していくところから、事業をビジネスとして、大きく成長させる段階に入ったと見ている。そこで、「DoCoです・Car」では、お客様のさまざまな要望に対応してゆくために「開発キット」の販売を開始した。この「開発キット」を利用すれば特に位置情報に特化したノウハウを持たない開発会社でも、容易にカスタマイズができるとのことである。
また、速度センサーや荷室の温度管理、安全運行管理など機能の高度化や物流会社の業務管理システムとの連携などもできるようにしていく計画だ。特に、社内の既存データベースと位置情報を連携させるためのツール開発なども、現在積極的に行っているという。他にもいくつかの新サービスを構想中のようだ。一般的に位置情報システムは、これまでは特別に開発されたアプリケーションをPCにインストールして利用されることが多かった。
しかし、最近ではWebテクノロジーを中心とした標準的な技術で利用するものが多くなっている。同社が現在のサービスをカスタマイズしたり、全く新たなサービスを提供しようとする場合には、Webテクノロジーが中心になる。そこで、同社では、『ServerVantage』によるサーバーの監視とサービスレベルの管理の経験とノウハウを、新しいサービスにも使えるようにしていきたいと考えている。
このように、人々の生活や企業活動にとって、欠かすことのできないサービスに成長しようとしているドコモ・システムズの位置情報ASPサービスが、安定したサービスを提供するために、『ServerVantage』が大きな役割を果たしていくことは間違いない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

ドコモ・システムズ株式会社

  • 設立:1985年5月30日
  • 資本金:6億5,260万円
  • 従業員数:714名
  • 事業内容:
    • ドコモグループ向けシステムの企画・開発及び運用
    • モバイルソリューションの企画・開発及び運用
    • ASPソリューションの企画・開発及び運用
    • GISソリューションの企画・開発及び運用
    • ERPソリューションの企画・開発及び運用
    • 各種パッケージソフトの企画・開発及び運用
    • セキュリティ対策コンサルティング及びセキュリティ監査
    • サーバー及びNW周辺機器販売・導入・保守

URL:

http://www.docomo-sys.co.jp/

インダストリー:

情報通信サービス業

チャレンジ:

Webベースの車両運行管理サービス「DoCoです・Car」をASPサービスとして、安定したサービスを提供するためには、人の目による監視だけではなく、障害発生時の原因究明やアプリケーションまで深く踏み込んで監視できるツールの利用が不可欠だった。

コンピュウェアからの解答:

サーバーの視点で、サーバーおよびアプリケーションのサービスレベルを監視する『ServerVantage』を利用。サポートされている監視機能を使いこなすことによって、障害発生時の原因究明だけでなく、障害発生の予測まで行えるようになった。

コンピュウエア ソリューション:

 

「マシンtoマシンコミュニケーションのパイオニアとして市場を創り出してきましたが、大きな手応えを感じており、ビジネスを本格的に成長させる時期がやって来たと考えています」
ビジネスソリューション事業部
マシンコムグループ担当部長
吉田 哲 氏


ビジネスソリューション事業部
マシンコムグループ担当課長
溝口 麻里子 氏


ビジネスソリューション事業部
マシンコムグループ
中村 宏光 氏