Success Story


株式会社ディマージシェア

Javaアプリケーション開発で「Devpartner Java Edition」を活用し、
ブログポータルパッケージのパフォーマンスを30%〜40%アップ

株式会社ディマージシェアはJavaアプリケーションを中心に、システム、モバイル、ブログの3つのソリューション分野でシステム開発を行っている。同社は主力のJavaアプリケーション開発のテスト工程で『DevPartner Java Edition』のメモリ分析とパフォーマンス分析を活用、2005年10月にリリースしたブログポータル構築パッケージ「@BLOG」では30〜40%ものパフォーマンスアップを実現した。




  
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Javaアプリケーションを中心にシステムを開発

1999年、エンジニア出身のメンバーによって創立されたディマージシェアは、現在J2SE―J2EEを使用したオリジナルのJava共通プラットフォームモジュール群「Comgrove(Dimage Open Component)」を開発基盤としてビジネスを展開。システムソリューションではオープンシステムをベースとしたコンサルティング・設計・開発を、モバイルソリューションでは「モバイルQP(Mobile Quick Promotion)」とモバイルメディア事業を、ブログソリューションではBtoCブログポータルサイト構築パッケージ@BLOGを開発・提供している。 同社がJavaアプリケーションの開発を始めたのは2004年。直後に開発案件のほとんどがJavaになったことから、開発プロジェクトの中心メンバーはJavaアプリケーション性能解析ツール導入の必要性を感じ始めた。JavaアプリケーションはWeb系なので、常にアプリケーションが動作しており、そこでのメモリリークは致命的だからだ。また、顧客に満足してもらうためには、パフォーマンスのよいアプリケーションを開発しなければならない。しかし、パフォーマンスチューニングを行うには、極めて高度なJavaスキルが必要となる。

Javaアプリケーション開発のツールに『DevPartner Java Edition』を選定

そこで、ツールを使って、メモリリークのチェックやパフォーマンスチューニングを行うため、2004年12月頃からツールの検討に入り、複数の候補の中から選んだのがコンピュウェアのJavaアプリケーション性能解析ツール『DevPartner Java Edition』だった。 『DevPartner Java Edition』を選んだ理由は、次の3つがポイントとなった。

・試用版をスムーズにダウンロードでき、簡単に導入できた
・同社で利用している複数のJ2EEアプリケーションサーバーすべてに対応していた
・Javaでプログラミングを行う際に必要なJDK(Java DevelopmentKit)の最新バージョンに対応していた

しかし、同社が『DevPartner Java Edition』導入を決定したのは2005年4月。現場で選定してから4か月余り後だったが、最終的に「このままでは問題が起きる」という現場の危機感が経営層の決断を促した。そして、すべてのプロジェクトで『DevPartner Java Edition』を使って必ずテストし、ソフトウェアの開発品質を向上させるという基本方針を明確にして、最終的な導入に踏み切った。

ブログ構築パッケージの開発で30〜40%のパフォーマンス アップを実現

導入後、『DevPartner Java Edition』を最も効果的に活用したのが2005年10月にリリースしたブログポータルサイト構築パッケージ「@BLOG」の開発だ。ピュアJavaで開発した同製品は他製品と一線を画すために、パフォーマンスのよさをポイントにした。ブログでは、ユーザーが記事を投稿した段階でブログが生成されるが、一般のブログソフトウェアはその処理が大変重い。 たとえば、100本以上の記事が掲載されているような場合、サーバーを一人のユーザーしか使っていなくても、ブログが生成されるまで1分半以上もかかることがある。それに対して、「@BLOG」は何千人ものユーザーがストレスなくブログを作成できるようにするために、高いパフォーマンスの実現を目指した。そこで、『DevPartner Java Edition』でコードまで分析して、その結果に基づいて、コードレベルで工夫したり、JDKで提供されているクラスを使わないなど、さまざまな形でチューニングを行った。

Java開発ノウハウを蓄積し、Java共通プラットフォームモジュール群を整備

一方、モバイルソリューション分野 では『DevPartner Java Edition』を問題の切り分けに使った。データベース、メモリ、OS、JDKなど原因になりそうな部分をすべてチェックし、リソースを消費する原因を究明した。その結果、コードのベース部分でオブジェクトが肥大化していることが判明、調整し問題を解決している。
こうして同社はJavaアプリケーション開発のノウハウを蓄積し、Java共通プラットフォームモジュール群を「Comgrove」として整備した(図)。これは同社のシステム開発基盤として位置づけられ、100万行に及ぶコードを持つシステムであっても、高い信頼性と拡張性、安全性と保守性を備えたアプリケーション開発を可能にする。また、業界標準ともいえる、Oracle、MySQL、PostgreSQLの3つのDBにそれぞれ対応したコネクションモジュール群により、システム要件に合ったデータベースに対応したアプリケーションを自在に開発することができる。
近年Webブラウザによるユーザーインターフェイスの要求が高度化している。同社では、これに対応しつつ優れた品質を持つアプリケーションを開発するために、ビジネスロジックや画面遷移などの上位レイヤーとアプリケーションベースレイヤーやデータベースアクセスモジュールなどコアの部分を分 けている。そして、コア部分は「Comogrove」を利用することで、深い知識のない若手の開発者でもメモリ管理やデータベース周りなどを意識せずに、上位レイヤーの開発に専念できるようにしている。


今後は『DevPartner Java Edition』の技術者教育面での活用も検討

Javaアプリケーションのテストフェーズの中で『DevPartner Java Edition』の利用を定着させた同社では、これから『DevPartner』を若手開発者の教育用に使うことを検討している。最近の若手技 術者はメモリを考慮しないプログラムを書くことが多い。意識して書くように言ってもC言語を経験していない若手技術者にとっては難しいという。それに対して、『DevPartner Java Edition』であれば、JVM(Java仮想マシン)のヒープメモリ状況やオブジェクトの参照状況をビジュアルに表示できるので、ボトルネックの部分を理解することができる。
そうした形で、『DevPartner Java Edition』で視覚的に見せながら教育し、コア部分を扱う技術者を育てていく計画だ。
その上で、同社は3つのソリューション分野をさらに発展させると共に、新しい事業を展開していく方 針だ。新事業でシステム開発を行おうとするときに、「@BLOG」で経験した以上の重い処理が必要 になってくる可能性がある。そこでパフォーマンスチューニングを行おうとすると、『DevPartner Java Edition』は欠かせないという。
こうして、これからも『DevPartner Java Edition』は同社のJavaアプリケーション開発の中で、重要な役割を担っていくことは間違いない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

株式会社ディマージシェア
設立:1999年9月
資本金:4,500万円
従業員数:38名
事業概要:

  • オープンシステムをベースとしたシステムソリューション
  • モバイルメディアの自社運営・モバイルシステムの開発
  • モバイル広告メディア構築ASP「モバイルQP」の提供
  • アフィリエイトASPサービス「アフィーモ」の提供
  • ブログ構築パッケージ「@BLOG」の開発・提供

URL:

株式会社ディマージシェア
http://www.dimage.co.jp/

インダストリー:

ソフトウェア開発業

チャレンジ:

Javaアプリケーション開発の中で、メモリリークのチェックやパフォーマンスチューニング、ボトルネック原因の切り分けが必要になり、ツールを使うことでそれらの問題解決を目指した。

コンピュウェアからの解答:

DevPartner Java Edition』のメモリ分析、パフォーマンス分析機能を使い、その分析結果に基づいてプログラムをチューニング。ブログ ポータル構築パッケージ@BLOGでは30〜40%ものパフォーマンス アップを実現した

コンピュウエア ソリューション:

 


「2週間ほど集中してチューニングした結果、チューニング前と比べて、30〜40%ほどのパフォーマンスアップを実現しました。これによって、快適に操作できるようになり、同時接続数も飛躍的に拡大、何千人というレベルでブログユーザーを増やすことが可能になりました」

テクニカルソリューショングループ
マネージャー
森岡 武氏


「他のツールは試用版を入手するのに手間取るなど、導入に時間がかかりました。私たちの求める仕様を満たしたのは『DevPartner Java Edition』だけでしたし、軽快に動作したので、『これ以外にない』と決めました」

テクニカルソリューショングループ
システムエンジニア
伊藤 文俊氏