Success Story
 
IDCの顧客満足度に直結するSLM実現のツールとして 『NetworkVantage』を導入

経済とネットワークの中心地にインターネット・データセンターを開設
CRCソリューションズは、1958年の設立以来、情報処理サービス、ソフトウェア開発、システム販売などを展開してきました。14年前には、国内の独立系アウトソーシング・ベンダーのパイオニアとして横浜コンピュータセンターを、その6年後には神戸コンピュータセンターを開設するなど、アウトソーシング事業にも注力しています。
そして最近のインターネット時代の進展に応じて、2000年10月、日本の中心地に「大手町インターネットデータセンター(OiDC)」を開設。インターネット系のMSP(マネージメント・サービス・プロバイダー)としての活動を開始しました。データセンター事業部SMS推進部・山中勝伸部長は、OiDC開設の狙いについて次のように語ります。
「今まで蓄積してきた高度な運用技術とサービスに加え、日本経済の中心、そしてネットワークの中心であるIX(インターネット・エクスチェンジ)直結という抜群のネットワーク環境を兼ね備えたのがOiDCです。機密性の高いアプリケーションも扱っている関係上、いざというときにお客様自身がすぐに駆けつけられるセンターです」
OiDCは、冗長構成の電力供給システム・自家発電設備、最新の耐震基準は当然として、24時間365日の有人運用監視サービスを提供しています。また、複数のIX/ISPと冗長構成で接続し、構内LAN接続だけで快適で安定したインターネット接続サービスを実現。さらに、横浜/神戸センターを含めた3センター連携によるバックアップ体制も視野に入れ、インターネットにフォーカスしたビジネスのコンサルティングから運用に至る、上流から下流まで一貫したサービスの提供を行っています。

アプリケーション・パフォーマンスを確保するには
優れたツールが不可欠
IDCは、お客様のライフラインです。それだけにシステムダウンの防止はもちろん、ネットワーク・パフォーマンスの確保が不可欠です。そこで同社では、OiDC開設に遡る2年前、ネットワークのパフォーマンスをいかに確保するかで複数のツールを評価しました。
「新たにIDCのビジネスを行うには、メインフレーム時代の運用体制ではコスト的に合わず、どうしても運用ツールが必要になる。そこでお客様が利用される前から運用ツールの評価を始めました。そのポイントは、安価で質が高く、異常を見逃さない、均一なサービスを保証できるという点でした」(山中部長)
eビジネスにとってシステムダウンが致命傷になることは常識ですが、ネットワーク・パフォーマンスの低下も深刻な影響を及ぼします。決済などのトランザクションとなれば、パフォーマンス低下はシステムダウンに匹敵します。ミッション・クリティカルな業務に耐えるデータセンターになるには、ネットワーク・パフォーマンス、特にお客様が利用するアプリケーション・パフォーマンスの確保が大きな課題です。
「ツールの性能はもちろんですが、ツールに任せるだけでなく、正常稼動しているかを人間がチェックすることも大切です。つまり、ハイテク+ローテクのチェック体制が求められる。さらに、お客様の満足度に直結するツールだけに、常に4部署で複数のツールの評価を継続しています。各部署は対象とするお客様が異なり、ツールに求められる機能も異なるからです。万一、同じツールを評価しても、相互チェックになります」(山中部長)

顧客満足度に直結するSLM実現のツールとして
『NetworkVantage』を導入
継続した実践的な評価の結果、同社が導入したツールは、『NetworkVantage』でした。その選択理由は何だったのでしょうか?
「第1に、『NetworkVantage』はエンドユーザーに最も近いアプリケーション・パフォーマンスの視点でチェックできるということです。LAN/WANの監視ツールは沢山ありますが、エンドユーザーに近いアプリケーションを監視できるツールは他にありませんでした。
第2に、ネットワークに負荷をかけないという点です。ツールによっては、トラフィックを上げてしまうのですが、『NetworkVantage』はProbe(プローブ)という手法によって、ネットワーク負荷に影響を与えません。さらに、『NetworkVantage』はSLM(サービス・レベル管理)を提供するにも欠かせないツールです」(山中部長)
OiDCでは『NetworkVantage』を活用して、「今月のサービス・レベルの達成度」をお客様に公開しています。
「ほぼ95%の達成度です。常に100%達成となると、サービス・レベルが低すぎるということになりかねません。100%を出すことがSLMの目的ではなく、お客様に満足していただく点にあります。ですからサービス・レベル・アグリーメント(SLA)を結ぶ場合も、レベルを厳しくする部分、緩くてもよい部分を常に見直していくことが必要です。SLAは評価のポイントに過ぎないと考えています」
データセンター淘汰の時代を
どう生き残るか
OiDCの強みについて、山中部長は次のように語ります。
「サービス・レベルをお客様に公開することで常にレベルアップに取り組んでいること、そしてお客様に負荷をかけることなく、SLMに基づいた負荷分散やセキュリティの確保を行っている点にあります。そして、キャリア・フリー、ベンダー・フリーという点も、お客様にとって最適なサービスを提供できる強みだと考えています。それを支えている『NetworkVantage』には満足しています」
ただ、米国では既に淘汰が始まっているIDCだけに、今後のビジネス展開について山中部長は楽観していません。
「来年度までに東京近郊だけで30箇所ものデータセンターが開設されると言われる日本においても、遅かれ早かれ淘汰の波が押し寄せることは間違いありません。このままでは価格競争だけの波に飲み込まれてしまいます。そこで当社は、今までのノウハウを、今後稼動するデータセンターに提供するメタデータセンターとしてのビジネスを行うと同時に、さらに高いSLMを実現するハイレベルのデータセンターとして活動を続けます。サーバーの視点からのパフォーマンス管理ツールとして『ServerVantage』を有力候補として評価していること、今年度中に電子認証局を取得予定であることもその一環です」
インターネット・データセンター戦国時代にあって、『NetworkVantage』だけでなく『ServerVantage』も、同社の心強い武器として活躍することが期待されます。
※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。
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キーファクト
株式会社CRCソリューションズ
● 設立:1958年11月
● 資本金:19億775万円
● 従業員数:1,055名(2002年4月1日現在)
● 事業内容:情報処理サービス、ソフトウェア開発、システム販売、科学・工学系情報サービス、その他
URL:
http://www.crc.co.jp/
インダストリー:
ソフトウェア
ITの課題
エンドユーザーのアプリケーション・パフォーマンス確保
ソリューション
アプリケーションを監視しトラフィックやレスポンスタイムを管理し、SLM(サービス・レベル管理)を実現する『NetworkVantage』を導入 |
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| 「『NetworkVantage』などによる「今月のサービス・レベル達成度」のWeb画面
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「エンドユーザーに最も近いアプリケーション・パフォーマンスの視点でチェックできる『NetworkVantage』は、顧客満足度向上につながるSLM(サービス・レベル管理)を実現するための基本的なツールです」
データセンター事業部 SMS推進部
(兼)データセンター営業部 マーケティングチーム(兼)運営第1部
(兼)環境・安全対策チーム
部長 山中勝伸 氏
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