Success Story


コロラド州農業局

革新的なWebサービス・ソリューションがコロラドのヘラジカ追跡に貢献

コロラド州農業局(CDA)は、大きなプロジェクトに直面しながらも、限られた数のITスタッフしか擁していなかったため、コンピュウェアの技術者に助けを求めた。
コンピュウェアは、XML Webサービス・ソリューションを設計、開発、導入することで、CDAがコミュニケーションし、アメリカヘラジカの群れに関する情報を配信する方法を劇的に変化させた。




  
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ジョン・ピカンソ(JohnPicanso)氏は、コロラド州農業局(CDA)の最高情報責任者(CIO)に就任した時、高度なITが事実上まったく存在しない世界に足を踏み入れた。1998年当時のCDAは、「Eメールなし、インターネット接続なし、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN) 接続なし、データベース統合は皆無、そして標準化されたアプリケーション開発プロセスもない状態だった」と、ピカンソ氏は振り返る。

CDAは、いくつかの部門を通して数多くのサービスを市民に提供している。コロラドの農産品を、地元、地域、全米、そして国際市場で販売促進している。

ピカンソ氏とそのチームは、知識や情報をできるかぎり速く効率的に収集し、それを必要としている人々に届けたいと考えていた。州政府はコロラド州をテクノロジーのリーダーにするという目標を掲げており、このことがピカンソ氏には助けとなった。

多くの課題、少ないリソース

1998年当時、ピカンソ氏は偉大なビジョンを持っていたが、その仕事を成し遂げるための内部スタッフはたった4人しかいなかった。
技術的専門性をもたらし、ピカンソ氏のスタッフを補完してくれるとともに、目標達成のためにスタッフと一緒に取り組んでくれる外部のベンダーが必要だった。ピカンソ氏の意思決定過程で重要な要因となったのは、ベンダーがどこまでその専門性をスタッフと共有し、スタッフに対して知識を与える熱意があるかだった。

コンピュウェアは、他の23社のベンダーとの競争から選ばれ、エンタープライズ・インテグレーション・システム(EIS) を開発することによってCDAを新しいテクノロジー時代に引き上げることになった。

他のベンダーとコンピュウェアの違いがどこにあったのか。この質問にピカンソ氏は即答した。「提出された設計文書が素晴らしかったのです。コンピュウェアがもたらすテクニカル・スタッフは、スキルと能力を備え、プロジェクトを成功させるために私たちが真に必要としていた幅広い知識を持っている、ということがうかがえました」。

さらにピカンソ氏は続ける。「正しいベンダーとパートナーを組めるかどうか、私は心底から心配していました。ところが、まさにそれが実現したのです。スタッフのなかには、素晴らしいテクニカル担当者がいました。営業担当とプロジェクト管理チームも、同じぐらい抜きん出ていました」。EISは、コンピュウェアのシステム・アーキテクトであるマニッシュ・シャルマ(Manish Sharma)が設計し、3層、n層から成るアーキテクチャ・モデルだった。

成功に基づき、さらに飛躍

CDAの職務のひとつに、家畜を監視し追跡することによって動物の病気を予防する、というものがある。コロラドで捕獲されたヘラジカの群れを追跡し、健康状態を報告するのは、壮大なプロジェクトである。コロラドは、アメリカヘラジカの監視を義務づけた全米初の州となった。過去7年にわたって、ヘラジカの監視者は、群れを特定し、死亡件数を報告することが求められていた。

この動物保健データの管理には、3つの組織がかかわっていた。第1はブランド検査局で、ここの検査官は、捕獲した群れの数を数えるのを職務としている。第2はコロラド州立大学の診断ラボで、実際のテストを担当する。第3は動物産業局で、ここは、動物とオーナーに適切なテスト結果を結びつけ、動物をテストしたうえでどんな措置が必要かの医学的決定を下している。

この3つの組織はうまく協力して、動物の健康状態を監視するという使命を果たしていたが、情報を共有するためのテクノロジーに支えられた効率的な手段を欠いていた。「ブランド検査局はすべてのデータをマックOSで保存していて、その情報は独自ネットワーク外の人が利用できないようになっていました。動物産業局は、テスト結果を動物に結びつけて追跡するデータベースを持っておらず、診断ラボはすべてのテスト結果を紙のコピーやファックスで提出していました。この3者がお互いに快適にコミュニケーションできる方法を何か作り出さなければなりませんでした」と、ピカンソ氏は言う。

コンピュウェアがEISで示した実績に満足したピカンソ氏は、Webサービスを研究し、適切なアーキテクチャが整ったら何ができるかを考察したうえで、シャルマに連絡を取った。「これを発展させて、ただのイントラネット・アプリケーションではなく、正式なWebサービスにしたらどうだろうか」。このピカンソ氏の発言で、ボールはコンピュウェア側に投げられた。

ギャップを埋めた.NET技術

シャルマは、EISに対するCDAの投資を活かし、関係者それぞれのニーズを満たすソリューションへと自然な形で発展させることが目標だったと説明する。最終的に、コンピュウェアの技術者は、マイクロソフトのVisual Studio.NETと.NET Frameworkを使ってXMLWebサービス・ソリューションを開発した。このアプリケーションは、ヘラジカの健康状態に関する情報を収集し、配信する。業務に携わる3つの組織は、標準的なインターネット・ブラウザを介して、どこからでもオンラインのWebポータルにアクセスし、現状報告を探し、配布し、そして捕獲したヘラジカの群れについての情報を交換できる。現在は、デスクトップ・アプリケーションが使われていようと、バックオフィス・アプリケーションが使われていようと、リアルタイムでデータにアクセスできる。

プロジェクトは3段階に分けて進められた。第1段階は、動物の数の管理に対応すること。第2段階は、ラボの結果をシステムに統合すること。そして第3段階は、動物を追跡する機能を盛り込むことだった。

導入に先立って、アプリケーションはそれぞれ、Application Expertを使ってレスポンス時間が調べられた。Application Expertは、コンピュウェアのパフォーマンス管理製品Vantageスイートに組み込まれている。Application Expertは、パフォーマンスの遅れを特定し、周波帯域、待ち時間、そしてカンバセーション・ターンに関係するパフォーマンスを予測することで、微調整を可能にし、ネットワーク階層が適切に配置されているかどうかを確認した。

「本番稼働の前段階のテストでApplication Expertを使用し、全階層にわたるアプリケーションのレスポンス時間を調べました。これによって、それぞれの階層にどれだけの時間がかかるかを把握し、ユーザーが体験するであろう様々なシナリオに必要とされる処理量が分かりました」と、シャルマは説明する。

幸せなファミリー

ピカンソ氏は、コンピュウェアを手放しで誉める。「コンピュウェアは、トップレベルの企業です。素晴らしい才能を有し、チームがプロジェクトを成功させるためにあらゆるサポートを提供しています」。さらに、目標を達成するために、コンピュウェアの技術者がピカンソ氏自身のスタッフを取り込んだやり方にも感銘を受けている。「全部がコンピュウェアというわけでもなく、全部がCDAというわけでもない。真のチーム・プロジェクトで、これが非常に重要なのです」。

今後のプロジェクトにおいても、ピカンソ氏はコンピュウェアを使うのだろうか。答えは瞬時に返ってきた。「我々の予算がアウトソーシングを許すかぎり、コンピュウェアが第一希望のベンダーとなるでしょう」。これはかなりの賞賛である。

※この内容は米国における事例であり、日本ではサポートされない製品・サービスが含まれていることがあります。
※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

コロラド州農業局
(Colorado Department of Agriculture)

  • 2万9000カ所の農場および牧場を支援し、それらの総面積は3180万エーカーに上る
  • 今後のコロラド州の農業強化に従事する消費者保護を提供する
  • 動物の健康状態における環境改善を促進する

URL:

 

インダストリー:

政府

チャレンジ:

コロラド州農業局(CDA) が提供するサービスのひとつに、1万6000頭のアメリカヘラジカを追跡するというものがある。このサービスに従事する3 つの組織は、異なるプラットフォームで機能するシステムを持っていたが、情報を簡単にかつ快適に共有する必要を感じていた。コミュニケーションを促進するための理想的なソリューションは、インターネット・ベースのWebサービスを構築することだった。問題は、この計画を推進してくれる技術的な専門性を持った誰かを探すことだった。

コンピュウェアからの解答:

コンピュウェアの技術者は、マイクロソフトのVisualStudio. NET と.NET Framework を使ってWebサービス・アプリケーションを開発し、捕獲したヘラジカの健康状態に関する情報を収集し、配信できるようにした。政府機関は、標準的なインターネット・ブラウザを用いてどこからでもこのシステムに簡単にアクセスでき、統計を把握し、現状報告を配布し、情報を共有できる。導入に先立ってこのWebアプリケーションを策定する段階では、Application Expert が使われた。

コンピュウエア ソリューション:

  • Application Expert

 

「我々の予算がアウトソーシングを許すかぎり、コンピュウェアが第一希望のベンダーとなるでしょう。」

コロラド州農業局
最高情報責任者
ジョン・ピカンソ (John Picanso)氏


「本番稼動の前段階のテストでApplication Expert を使用し、全階層にわたるアプリケーションのレスポンス時間を調べました。これによって、それぞれの階層にどれだけの時間がかかるかを把握し、ユーザーが体験するであろう様々なシナリオに必要とされる処理量が分かりました。」

コンピュウェア・システムアーキテクト
マニッシュ・シャルマ(Manish Sharma)