Success Story


ビートラステッド・ジャパン株式会社

電子証明書の大量一括発行を『QALoad』で検証し高品質なPKIソリューションを提供

今後普及が予想される社員証やマーケットプレイスの会員向けなど、数万人ユーザーを対象とする本格的なPKI導入に対応した『DCM Solutions』(電子証明書大量一括発行)に『QALoad』を活用。テスト期間を従来の1/3に短縮し、高品質なソリューションをスピーディーに提供できる体制を整えた。




  
見出しアンカー

PKIに関するトータル ソリューションをワンストップで提供

社会のIT化が急速に進み、2005年4月には個人情報保護法が施行されるなど、情報セキュリティの確保が急務となっている。これに伴い、機密情報や個人情報を保護し、本人性や完全性を保証する「電子証明書」を利用するニーズも確実に高まっている。そのため、企業などは電子証明書を発行・管理する「認証局」の構築・運用など、今まで以上に情報セキュリティ確保の責務が課せられる。
英国Baltimore TechnologiesのPKI(公開鍵暗号基盤)事業部門を米国Betrustedが統合したことを受けて、2004年7月、日本ボルチモアテクノロジーズがビートラステッド・ジャパンに社名を変更。
ビートラステッド・ジャパンは、日本ボルチモアでの実績と、米国Betrustedの金融、政府機関、医療、情報通信など3,000以上にのぼる企業や組織に対するセキュリティ ソリューション提供によるノウハウを活用することで、日本のお客様に高品質な情報セキュリティを提供する。
同社では、PKI関連のサービスを始め、アクセスコントロールなどの各分野にわたって、情報セキュリティに関する包括的なサービスを提供。
製品や開発ツールキットから、システムのプランニング、導入、運用保守に至るコンサルティングやシステムインテグレーションまでをカバーしている。また、国内最大かつ信頼性の高いファシリティを使ったCA ホスティングサービス、認証局システムなどのソリューション、そして充実したサポートや教育訓練に至るまで、企業ニーズにきめ細かく対応できるメニューを用意した。「PKIに関するトータルソリューションをワンストップで提供します」(山本氏)。

電子証明書の大量一括発行を可能にする『DCM Solutions』の品質向上が課題

例えば、今後普及が予想される社員証やマーケットプレイスの会員向けなど、数万人ユーザーを対象とする本格的なPKI導入に対応したソリューションとして、同社が注力する『DCM Solutions』(電子証明書大量一括発行)。『DCM Solutions』は電子証明書の発行から配布までをモデル化し、お客様の業務に適した認証局を短期間に構築できる。開発リスクの解消をはかることで、従来よりもスムーズなPKIの導入を可能にする。
『DCM Solutions』を活用することで、ユーザーは大規模な電子証明書の発行・配布を行う認証局をすばやく低コストで構築することが可能となる。そして同社では、お客様の使用条件に合わせてカスタマイズすることで、品質が高く使い勝手のいいシステムを提供する。
しかし、テストという側面からみると、カスタマイズ製品は大変手間のかかる作業となる。標準品と異なり、カスタマイズ製品は条件に合わせてテストを実施しなければならないからだ。負荷テストは製品の安定性および処理性能といった品質を保証する上で極めて重要であり、とくにセキュリティに関する製品だけに十分なテストが必要となる。

十分なテストを行わずにリリースすれば、製品の障害発生による損失コストは莫大なものになりかねない。
2年前の『DCM Solutions』リリースの際には、開発チーム手作りのテストツールで負荷テストを行った。ただ、今後増大するニーズに対応するには、従来の人手による負荷テストでは、「非効率であり、限界を感じていた」。
そこで同社では、2004年3月、「操作性の良さ」、「コストパフォーマンス」の2点から、負荷テストツール導入のための選定を行った。その結果、その2点をクリアしたコンピュウェアの『QALoad』が採用された。

『QALoad』の活用でテスト期間を約1/3に短縮 今後の標準ツールとしても活用

『DCM Solutions』のマイナーバージョンアップに際して、『QALoad』による負荷テスト(耐久性、同時多発アクセス、ロードバランス)を実施した。用意した2台のサーバーに、2台の仮想クライアントから同時に50ユーザーのアクセスを発生させ、1分間同時アクセスを5時間連続の負荷テスト、さらに50時間連続負荷テストを行った。これは、社員証などの年に数回の発行を想定してのテストだ。
準備も含めて2人の担当者が携わり、テスト実施からレポート作成までを10日間で完了した。
『QALoad』がなければ少なく見積もっても、データの整理、テストのやり直しも含めると1ヵ月はかかる作業量だという。
ユーザーの操作をスクリプト化して記録できるビジュアルナビゲータのおかげで、「より実際に近い条件でのテストを行うことができ、期待通りの結果を得ることができました。 またレポート作成にあたっては多様な情報を参照することができるので、説得力あるレポートを作成できます」(牧石氏)

従来のテストは開発側で作ったプログラムでテストを行っていたが、膨大なテストデータを整理して分析・評価する時間がかかっていた。
『QALoad』を活用することでテスト期間は約1/3に短縮され、スピーディな対応が可能になった。
同社ではこうした効果を受けて、今後も『QALoad』を標準テストツールとして活用していく。次は電子文書の管理に必要なデジタル署名の検証や長期保存、電子公証などの機能をすべて提供する「SignusSolution」などの負荷テストを行う予定だと言う。『QALoad』は、高いセキュリティが要求される同社の製品やソリューションの品質確保に、将来も大きな役割を果たすことは間違いがない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

ビートラステッド・ジャパン株式会社

  • 設立:1995年9月
  • 資本金:9億3373万6186円
  • 従業員数:65名(2003年12月1日現在)
  • 事業概要:PKI (公開鍵暗号基盤)関連のサービスを始め、アクセスコントロールなどの各分野にわたって、セキュリティに関する包括的なサービスを提供。

URL:

http://www.betrusted.co.jp/

インダストリー:

セキュリティ ソリューション開発

チャレンジ:

電子証明書の大量一括発行を行う『DCM Solutions』の安定性および処理性能といった製品品質の保証が課題だった。そこで負荷テストを、効率よく、スピーディに行うことが求められた。

コンピュウェアからの解答:

お客様のニーズに合わせた多様な条件設定で負荷テストを実施できる『QALoad』を提案。これによって、負荷テスト時間の短縮と品質向上に貢献した。

コンピュウエア ソリューション:

  • 負荷テストツール
    QALoad 
 

「「製品の出荷サイクル」は今後も一層速くなってくるので、『QALoad』の必要性はますます高くなります。今後も標準的なテストツールとして積極的に活用していきたいと考えています」
技術統括本部 製品技術部
部長
山本 秀宣 氏


「『QALoad』は競合製品に比べて、操作性もよく、プロトコル毎にライセンス不要などコストパフォーマンスの点でも優れていました。実際に使ってみても期待どおりの結果をえることができました」
技術統括本部 製品技術部
プロダクトマネージャー
牧石 高明 氏