Success Story
保険会社が取った、新アプリケーションを守るプロアクティブなステップ
アメリジャー社は、物損と人損の両方を対象とする地域の相互保険会社だ。 それゆえに、アメリジャー社のIT部門が新しい「アメリジャー・ポリシー・システム」(APS) の開発を始めた時、パフォーマンス・テストおよび監視ツールを導入して、サービス向上のためのプロアクティブなアプローチを取るという決定が下された。 「トランザクションのベースラインを達成するだけでなく、ネットワークやサーバーにどの程度の負荷ならかけていいのかが解り、そして、我々のリモート・オフィスでアプリケーションがどんなパフォーマンスを出すのかを明示してくれるテスト製品を探していました」と、アメリジャー社のデータベース管理者で主任テクニカル・アーキテクトのカート・ホワイトヘッド(KurtWhitehead)氏は振り返る。「私たちは、これらをあらかじめ把握することで、運用に移すその日に、大惨事にならないようにしたいと思っていました」。 この計画に基づき、IT部門は、運用段階で使える市販の監視ツールを検討した。「過去、我々を最も困らせていたのは、ユーザーが連絡してくるまで、問題が発生していることに気づかない、という事態でした。新しいAPSアプリケーションでは、ユーザーが問題に気づく前に対応したいと考えました。このために、システム監視する何かを導入する必要があったのです」と、ホワイトヘッド氏は語る。 出回っている様々な製品を比較検討した結果、パフォーマンス監視のためにコンピュウェアのVantageスイートを購入し、運用の移行前の負荷テストにはQALoadを導入するという決定が下された。この決定を導いた大きな要因は何だったのか。それは使いやすさだった。 運用前の負荷テストと処理測定「新しいアプリケーションを導入するにあたって、私たちはいくつかのテスト製品を検討しました。そのなかで最も関心を引いたのがQALoadだったのです。まずは他社の製品を試用してみましたが、テストを設定して実際に始めるまでには数カ月もかかるという感触を抱きました。ところがQALoadは、2日間使っただけで、独自のスクリプトを書いてテストを実行できたのです」と、ホワイトヘッド氏は言う。 QALoadでリモート・テストを実行するなかで、ホワイトヘッド氏は、トランザクションの遅れを確認した。そこで、コンピュウェアの性能予測ツールApplication Expertを使い、「SQLステートメントを追跡した結果、我々のオフィスでは1秒でできることが、リモート・オフィスでは1分20秒かかっていることを発見しました」という。「2週間待てばレスポンスが速くなる、と支店に報告できたのは、ほんとうに素晴らしいことでした。アップグレードする前に、そのエンドユーザー効果を把握できたのです」。 IT部門では、2〜3週間以内にデータ回線を256からT1にアップグレードする計画も立てていた。そこでホワイトヘッド氏は、Application Expertのネットワーク帯域分析の機能を使って、T1回線を通じた場合に、この特定の処理がリモート・オフィスでどのぐらいかかるのかをシミュレーションしてみた。「T1に移行することで、処理時間は計1分短縮されることが分かりました。」 運用前のテストと運用監視ホワイトヘッド氏は、コンピュウェアのサーバー、アプリケーション、データベース監視ツールServerVantageを、2通りの方法で使用した。 運用に移行する前の段階では、サーバー上のCPUとメモリ利用を測定するため、1つのトランザクションに20人のユーザーを投入してServerVantegeがキャプチャする数値がどう出るかを確かめた。「まず、トランザクションの背後で使われたSQLステートメントをすべて提示するQALoadのレポートを使い、続いて、CPUが具体的にどこでピークを超えたかを見るために、ServerVantageのレポートを使いました。ServerVantageは、ほとんどのI/Oを使ったステートメントを提示してくれました」と、ホワイトヘッド氏は言う。 現在、アプリケーションは運用段階にあり、IT 部門では、日々ServerVantageを使ってAPSデータベースを監視し、潜在的な問題を防いでいる。「いつもServerVantageから有益なEメールの警告を受けています」と、ホワイトヘッド氏は語る。 アメリジャー社は、また、パフォーマンス監視のためにコンピュウェアのNetworkVantageを導入した。アメリジャー社のネットワーク管理コンサルティング会社、コバンシスでインフラストラクチャ・マネージャーを務めるケン・ゲーブル(Ken Cable) 氏は、WANの待ち時間を監視するのにNetworkVantageのレポートを利用し、ネットワークとサーバー・トラフィックをチェックしている。1日おきにオンライン上でデータをインタラクティブに眺め、「大抵は、社内のトップ・サーバーをチェックします」という。 NetworkVantageは、ネットワークが意図された目的で使われているか、ゲーブル氏が確認するのを助けている。「ある日、レポートを見ていて、特定のラジオ局がトップ・サーバーにリストされているのに気づきました」。これは明らかに、社員が自分の好きなラジオ局をダウンロードし、他の支店の同僚に教えた結果、ネットワークの速度低下が起こっているケースだった。「そこでNetworkVantageを使って、サーバーのエンドポイントを探し出し、誰がそのラジオ局を使っているか、コンピュータの名前とロケーションまで突き止めました。そして適切な担当者に通達し、その問題は即座に解決されました」。 「私が覚えているかぎり、アメリジャー社とコンピュウェアの関係はお互いにメリットのある関係を築いています。コンピュウェアは、アメリジャー社のIT計画とその実現努力に一貫して価値をもたらしてきたと、私は思っています。 ※この内容は米国における事例であり、日本ではサポートされない製品・サービスが含まれていることがあります。
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