Success Story


File-AID」と「Xpediter」を活用することで、メインフレームとオープン系システムが連携した高品質な新基幹システムのスピード開発を実現

愛知製鋼の基幹システムの構築・運用を担当しているアイチ情報システム株式会社は、メインフレームとオープン系システムが連携した基幹システムの再構築を担当。『File-AID』と『Xpediter』を活用することで、設計・開発の生産性向上、テスト・検証の効率化を図り、新基幹システムを短期間に再構築した




  
見出しアンカー

迅速な基幹システムの再構築が課題

トヨタ自動車向けの特殊鋼製造からスタートした愛知製鋼株式会社は、トヨタグループを中心に、特殊鋼鋼材や鍛造品、電子・磁性部品、精密鋳造部品の製造・販売を行っている。そうした愛知製鋼を親会社とするアイチ情報システム株式会社は、トヨタグループ企業の情報システムの構築・運用を担当している。
また、アイチ情報システムはそこで開発し現場で鍛えられた、人事・労務管理システム、財務・会計情報システム、販売管理システム、購買管理システム、部品物流システム、資材・部品在庫管理システム(いわゆるトヨタのかんばん方式システム)などをパッケージ化して販売も行っている。
さらに、愛知製綱内に常駐するアイチ情報システム東海事業所の第2システム開発部は、愛知製鋼の汎用機ベースとオープン系の基幹情報システムの開発・運用を担当。今回、第2システム開発部が基幹システムの再構築に当たって与えられた時間的余裕は25カ月、かつカットオーバーの日は絶対だった。

スピードと高品質を両立させるために開発ツールの導入は不可欠

しかも、この新基幹システムは今までのメインフレーム単独のシステムと違い、グループ間のデータ連携を前提としていた。それだけに、新たにオープン・システムを導入して連携させるなど、メインフレームのノウハウに加えてオープン系のノウハウも必要な、かなり大がかりな開発となることが予想された。
したがって、与えられた時間内で開発を完了することは、第2開発グループのメンバーだけでは不可能と考えられた。事実、最盛時には数十名もの外部スタッフが開発に携わるなど、当初から外注の方々の協力が必要になることが前提となるプロジェクトだった。

そのなかで第2システム開発部は、今まで開発・運用してきたメインフレーム・システムの最適化とオープン系システムの開発を担当。メインフレームの膨大なシステムを最適化するためには、内部要員だけではなく、外注の方々も含めた“人海戦術”で対応しなければ、カットオーバーに間に合わないことは明らかだ。

さらに、開発するソフトウェアの品質確保も求められる。基本設計を開始して春頃から詳細設計に入り、サブシステムの開発をスタートしたが、従来のように開発したソフトをプリントアウトして机上でチェックしていたのでは、時間的にも品質的にも対応できないことも明らかだった。

使い勝手の良さと生産性の高さで定評のある『File-AID』と『Xpediter』を活用

そこで同社が活用したツールは、コンピュウェアのファイル・データ管理ツール『File-AID』、そしてソースプログラム・レベルで対話式にテスト・デバッグができる『Xpediter』だった。その選択理由は実に明快だ。

従来のテスト方法ではインプットとアウトプットが正しければそれで十分だった。しかし、さらなる品質向上を実現するには、今までのブラックボックス・テストではなく、途中経過の処理が正しいかどうかも確認できるホワイトボックス・テストが必要となる。

ブラックボックス・テストでは、異常が発生した時、経験の浅い人であれば、原因特定に1日から2日もかかる場合があり、開発の効率化には限界があった。 その点、『File-AID』や『Xpediter』であれば、テストのプロセスを確認できるので、アベンドの原因特定も迅速に行うことができ、開発効率もアップする。

『File-AID』と『Xpediter』の活用がタイトなスケジュールをクリアできた鍵

膨大なステップに上るアプリケーションの開発・テストでは、大勢の外部スタッフが『File-AID』と『Xpediter』を同時並行的に使うことになる。そのため、効率化はもちろんのこと、品質レベルを上げるためにも、外部スタッフたちの『File-AID』と『Xpediter』の習熟度を上げることが必要となる。
そこで第2開発部では、実際のシステム開発に先立ち、外注の方々に『File-AID』と『Xpediter』の使い方を習得してもらうことが課題だった。ただ、少人数スタッフのため、実際の『File-AID』と『Xpediter』の講習は日本コンピュウェアが担当することで、スタッフは本来の開発に全力を上げることができた。

オンラインでアベンドすると原因を特定するのが大変となる。したがって、テスト段階で徹底的にバグをつぶしておく必要がある。『File-AID』は本番と同じシステム環境を作ってテストできるので、「徹底的にしかも効率的にテストを実施することができた」という。
今後、ユビキタス・コンピューティング環境が進展するにつれ、汎用機システムとオープン・システムを連携したいというニーズはますます大きくなると予想される。しかも、スピードが優先されるインターネット時代において、短期間でのシステム開発は必須となる。『File-AID』と『Xpediter』をはじめとするコンピュウェアの多彩なツールは、今後も同社のニーズに応えていくことができることは間違いない。

※文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

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キーファクト

アイチ情報システム株式会社

  • 従業員数:約220名
  • トヨタグループ企業の情報システムの構築・運用
  • DE事業:鍛造金型の設計・製造支援(CAE/CAD/CAM)業務の受託、設計・製造支援システム(CAD/CAM)の販売
  • サプライ事業:コンピュータ用紙の販売、磁気テープ・フロッピーディスク・リボンの販売、その他消耗品類の販売

URL:

http://www.asc21.net

インダストリー:

システム・インテグレーション

チャレンジ:

愛知製鋼の基幹システム開発・運用を担当するアイチ情報システム株式会社。同社では基幹システムの再構築を25カ月でカットオーバーしなければならなかった。
しかも、新システムは今までの汎用機単独と違い、グループ間のデータ連携を前提としたシステムだけに、システムの設計・開発の生産性向上、テスト・検証の効率化、品質向上がキーポイントとなった

コンピュウェアからの解答:

基幹システムの開発・テストツール製品として、『File-AID』と『Xpediter』を提供。またコンピュウェアが、外部スタッフに対して両製品の教育を担当することで、システムの設計・開発の生産性向上、テスト・検証の効率化、品質向上をサポートした

コンピュウエア ソリューション:

  • レガシー ファイル/データ管理ツール
    File-AID
  • レガシー アプリケーション開発支援ツール
    Xpediter
 

「大規模なシステムを短期間で開発しなければならないため、品質と生産性がキーポイントでした。すべてのサブシステムを合わせると、膨大なステップに上るプログラムを短期間で開発しなければならないのです。そのため、システムの設計・開発の生産性向上、テスト・検証の効率化が大きな課題で、品質と生産性がキーポイントでした。ですから開発に当たっては、ツールの使用は前提でした。」

「メインフレーム・システムの現状調査、設計工程では、実際にファイルの内容を『File-AID』上の画面から確認できます。しかも、条件を絞り込んで検索できる。これは他社製品にはない機能でした。『XPEDITER』も他社にない製品でしたから、生産性の向上と効率化を実現するには最適なツールでした。」

「1990年頃、汎用機のシステム開発を行った際、『File-AID』『XPEDITER』を使ったことがありました。データの複写ができるなどの使い勝手の良さはもちろんですが、開発・テストの生産性と効率がアップすることは既に実証済みでした。テスト工程において外注の方々にお願いしましたが、納期を守れたのは『File-AID』と『XPEDITER』のおかげです。」

アイチ情報システム株式会社
第2システム開発部
第2開発グループグループ長
矢田錦司氏