Data Center Complexity:概要

データセンタ内のアプリケーションインフラのパフォーマンス最適化

今日のアプリケーションは、複雑化、分散化、および相互依存の傾向をいっそう強めています。アプリケーションのアーキテクチャは、これまで以上にSOA(サービス指向アーキテクチャ)、仮想化、Web 2.0などの新しいテクノロジーと絡み合っています。それに加えて、世界中のさまざまな地域からアプリケーションへのアクセスがあり、以前は1拠点だけだった企業も複数の拠点を持つようになっています。それらの拠点では、レガシーシステムだけでなく、何種類ものアプリケーション(自社製、インターネットベース、パッケージ)がホストされています。

複雑なアプリケーション環境でパフォーマンスの問題を発見し修正することは、IT部門とビジネスサイドにとって困難な作業になります。IT業務では多くの監視ツールを使用しますが、通常、それらは互いに独立して機能し、アプリケーションデリバリチェーンの個別のコンポーネントだけしか監視することができません。このような「サイロ化」によるアプリケーションの監視には、重大な問題点が2つあります。

  • IT部門がカバーできる範囲は一部だけに限られるため、多くの盲点が残ります。サーバーやデータベースしか監視しない場合、アプリケーションデリバリチェーン全体は把握できません。 重要な箇所に死角が残り、把握できない問題を引き起こすおそれがあります。 
  • IT運用担当がユーザや顧客の体感を把握できない。アプリケーションパフォーマンスを適切に把握する指標は、ユーザの体感です。データセンタ内の一部のコンポーネントを監視するだけでは、ばらばらのデータしか見えず、パフォーマンスの問題がどこにあるかを完全に把握できません。問題が発生したときは、ビジネスへの影響を調べる必要があります。 
    • 重要なアプリケーションが影響を受けるかどうか 
    • パフォーマンス低下の影響を受けるユーザや顧客の数 
    • 問題が最優先事項かどうか 
キャプション:アプリケーションデリバリチェーンの一部を監視するだけでは、ユーザが抱えるパフォーマンスの問題を見落としてしまいます。

 

解決策:高品質のアプリケーション体感の実現による、平均解決時間の削減とユーザ体感の向上

Compuware APM™は、パフォーマンスを最適化し、アプリケーション提供に際して、複雑な監視を単純化します。Compuware APM™は、複雑なアプリケーション環境で、パフォーマンスに関する有用な分析を提供します。これにより、次のことが可能になります。

  • エンドユーザーの視点からパフォーマンスをグローバルに管理
  • アプリケーション・パフォーマンスをエンドツーエンドで可視化
  • ビジネス目標とITの連携
  • MTTR(平均復旧時間)の最適化

 

Compuware APM™による解決

ITチームは、Compuware APM™を使用して、プロアクティブに優先順位づけとパフォーマンス問題の発生箇所(帯域の競合、待ち時間、サーバの応答時間)の特定を行います。これにより、アプリケーションのパフォーマンス問題を迅速かつ効率的に解決することができます。

アプリケーションインフラが複雑でも、監視は必ずしも難しくありません。Compuware APM™では、以下のソリューションを利用できます。

  • Compuware APM™ Real-User Monitoring – Data Center:Web、non-Web、モバイル、クラウドのアプリケーションを使用する従業員や顧客など、あらゆるアプリケーションやユーザのトラフィックを監視できます。Compuware APM™ Data Center RUMでは、エンドユーザ体感の観点から根本原因を診断するために、多層間のトランザクションをトラッキングおよび分析します。
  • Compuware APM™ Business Service Manager(BSM):Compuware APM™のデータのほか、サードパーティの監視製品、CMDB、アプリケーション依存性マッピング製品から収集したパフォーマンスデータを統合し、トランザクションとサービスモデルを作成します。Compuware APM™ BSMは、サードパーティ監視製品への投資を活用し、提供されるデータにエンドユーザ体感の観点を取り入れることによって、その価値を高めます。Compuware APM™のサービスモデルは、ビジネスルールを適用し、様々な場所、タイムフレーム、サービス品質、 CoPQ(低品質に起因するコスト)、 MTTR(平均解決時間)、MTBF(平均故障間隔)に基づいて、ビジネスへの影響を詳細に分析および報告する機能を提供します。
  • Compuware APM™ Synthetic Monitoring – Private Enterprise:インターネットアプリケーションと重要なバックエンドシステムの両方にわたり、エンドユーザ体感、アプリケーションの可用性やパフォーマンスについて、詳細な情報を提供します。
  • Compuware APM™ Javaおよび.NET監視:問題のあるメソッドへのドリルダウンと特定の実行パスの分析により、パフォーマンスの低いユーザトランザクションを特定します。また、パフォーマンスの問題の改修に役立つ、JVM/CLRからダウンストリームコンポーネントへのメソッド呼び出し(データベース呼び出しやMQ呼び出しなど)に対する詳細な分析を提供します。
  • Compuware APM™ Transaction Trace Analysis:トランザクションを重視したパケット分析により、クライアント、ネットワーク、サーバに原因があるエンドユーザ遅延を特定し、アプリケーションまたはネットワーク特有の診断へとドリルダウンすることで、パフォーマンスの問題の解決を支援します。
  • Compuware APM™多階層監視:多階層アプリケーションに対して、階層毎にネットワークパフォーマンスデータを測定し、互いに関連付けます。ITチームは、ドリルダウンを行うことで、データセンタ、個々のJavaまたは.NETメソッド内で、問題のある階層を特定できます。
  • Compuware APM™ Server Monitoring:物理環境と仮想環境の両方で、システムインフラやパフォーマンスに関する、詳細なデータ収集と分析を行います。これは、アプリケーションのパフォーマンスおよび稼働への影響を特定する上で役立ちます。
  • Compuware APM™ Network Performance Monitoring:ネットワーク上のアプリケーションフローに対するパッシブ監視を行い、ネットワークのパフォーマンス、可用性、健全性と、それがアプリケーションのパフォーマンスに及ぼす影響を分析します。

Compuware APM™ Performance Managementソリューションについてさらに詳しい情報をご覧ください。

 

 

Compuware APM™とVantage製品名が変更されました。詳細については、更新された製品リストをご覧ください。

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